お便りコーナー

    会員の皆様から寄せられたお便り紹介

13.なっちゃん

八王子市  石村 修

朝夕の空気が秋らしさをちょっぴり運んできます。
でも、昼間の暑さは真夏とかわらず、今日も33°cだとか。
夏華は今日も扇風機の前で寝そべりながら、それでも番犬の役割を受けもっています。
 先日、福嶋様・坂田様のお世話をいただきながら、交配のチャンスをご用意くださったのに、夏華のわがままな行為のため、(躾のまずさ)良い結果が出せず申し訳ありませんでした。
 暑い中を皆様でいろいろ試みてくださったのに、意に添えませんでした。僅かな望みに懸けて、源太君を一晩お預かりしましたが、疲労困憊の様子で、意気投合どころではありませんでした。源太君は置いていかれた不安と緊張感、さらに疲れとで複雑な気持ちで落ち着けなかったものと思います。
 みなさんがお帰りになった後、じっと去っていかれた方を見て、追いかけたい様子でした。源太君が夏華のそばへよるとガウガウと怒るので仕方なく玄関の柱の脇でうずくまるか、通りをじっと眺めるかしていました。源太君を見ていると「ごめんね」と言わずにはいられなくて涙も止められませんでした。
 夏華の態度をみていると源太君が気の毒になってしまい、だんだん諦めの気持ちが強くなりました。
 源太君とは、夕方と朝の二回2km程度の散歩に出ました。とても扱い易く良い子でした。
躾がゆき届くということは、こういうことなのかと深く実感し、楽しみながら歩きました。
 今回、皆様の期待に応えられませんでしたが、源太君と接したなかからたくさんのことを学ぶことができました。夏華を育てる上での新たな課題に取り組んでいかねばという気持ちがもて、学んだことを生かそうという強い気持ちがもてたことを、ありがたく思っています。
 十月の集まりに参加できたらいいなと思うのですが、私の運転が通用するかどうか心細い限りです。ありのままの夏華をみていただいて、改めてご指導いただきたいのです。
また、源太君と会いたいのです。
 長々と書きましたが、まずは交配時のお礼まで。ありがとうございました。
 今後ともよろしくお願いいたします。
                         9月10日

§ 天王の夏華
  父犬:藤の白狼号 母犬:湘南の秋花号 2010.7.13生


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