支部の活動
本会では各支部で毎年「交流会」を開催して、会員相互の親睦と情報交換の場としております。交流会は原則として会員の家族と愛犬となっております。
新年のご挨拶
理事長 坂田 二郎
新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様には愛犬ともどもお変わりなく新春をお迎えのことと拝察します。
昨年は滞りなく関東支部・中部支部の交流会が開催され、仔犬の取得に伴う新規会員の加入もありました。新規会員は全てが会員の知人・友人で口コミによる加入です。これも一重に会員の皆さんの熱心な活動・ご協力・ご支援のおかげであると深く感謝しお礼申し上げます。
今年は平成30年、節目の年です。天皇陛下の退位に伴う元号の更新スケジュールも決まり、平成も晩年を迎えつつあります。そういった意味では大きな時代の切り替わりの年と言っても過言ではありません。
柴犬研究会は平成の歴史とともに歩みました。平成に入り福嶋・園田両顧問を中心とした数名のメンバーにより発起会が設立され、創設は17名の会員で1990年(平成2年)7月1日設立されました。8年後の1998年に会の規模がピークを迎え、会員数473名で、この年会員が作出した仔犬は189頭でした。この時期の会を知る古い会員からみると最近の規模・活動内容に一抹の寂しさを感じることは否めませんが、反面こぢんまりとアットホーム的な雰囲気の交流会開催に新しい息吹も感じることも出来ます。会は10年を区切りに大きな変遷を経て、平成30
年を迎えました。
今年は戌年、主役は愛犬です。交流会では参加犬が少なくなりましたが、個々の犬のレベルは向上しているように感じます。粒ぞろいで品位のある顔貌をもち、均整のとれた癖の無い出陳犬が目につきます。こうした若犬が次世代を担い、会の発展に貢献してくれることを期待します。
会員の皆様には、引き続き「柴犬研究会」に変わらぬご支援・ご鞭撻を賜ることをお願いし、新年のご挨拶とさせて頂きます。

支部の活動報告
○関東支部の活動報告
関東支部では年1回、秋に広々とした河川敷で「会員交流会」を開催しております。参加者は原則「愛犬同伴」で家族も一緒の方が多いです。当日、参加者は愛犬と共に1匹ずつ前に出て、健康状態・生育状況などを役員から講評してもらい今後の飼育に生かします。参加した支部の会員全員が1日楽しく過ごせるような「交流会」を目指しております。
関東支部長 坂田二郎 〒250-0117 神奈川県南足柄市塚4871-45
電話 0465-74-4684
2017年 関東支部交流会を終えて
副理事長 三留 光繁
2017年11月5日開催の「関東支部交流会」は10 匹の参加犬とゲスト犬(生後50 日の3匹)と約30 名の参加者を得て盛会な内に無事終了することが出来ました。
今年は子犬の取得に伴う「新規加入会員」が1名おられ、生後半年位の幼犬(ゲスト犬含む)5匹が参加されました。毎年再会を楽しみにしている「知り合い犬」との1年ぶりの再会と、今年は特に「幼犬」の参加によって、自分の犬にも産ませてみたいという方がおられたり、また産まれた幼犬を手放すにはどういう心構えで居たらよいのか?
また、子供は産まれたもののその幼犬の“母”と“子供”の立場が逆転して、子犬が母親犬をないがしろにするのでどうしたら良いでしょうか?交流会ならではのQ&A、またこの犬のここが素晴らしく可愛らしいなどなど…交流会ならではの飼い主さんとの会話が盛り上がりました。幼犬の躾などは、諸先輩の方々に相談したりと「交流会」が盛況に盛り上がり、参加された方々、ありがとうございました。次回もまた、愛犬とご家族一緒に元気なお顔を見せてください。


審査・講評を担当した上條審査部長です
○東海(中部)支部の活動報告
東海(中部支部)では春と秋の2回交流会を開催しております。春は会員のみの交流会で、秋は愛犬を含めての交流会です。 毎回多数の参加者で賑わっておりますが、愛犬の飼育についての情報交換や食餌、躾、運動、仔犬の作出などについて講義を受けます。 秋には会員の愛犬も参加した交流会で、役員から参加したすべての柴犬の状態についての講評を受けます。 また、年2回、会員手作りの冊子を発行し、会の発展と親睦に役立てています。
第19回東海(中部)支部交流会の報告
副支部長 松田千鶴子
開催日時:平成29年11月19日(日)10:00~15:00場 所:アイプラザ一宮 および さかえ公園
参 加 者:13名
参 加 犬:6匹(子犬1匹)
東海(中部)支部交流会も19回目に入り、犬たちも高齢になり等しく落ち着きのある会になってきましたが、今回は理事長の坂田さんが生後60日の子犬を持って新しい会員さんに譲渡するために参加されました。久しぶりに見る子犬は、とても可愛くて見飽きない素敵な生き物で、会場が生き生きと盛り上がります。
各会員の近況報告で、甘利さんのテツくんが亡くなって傷心からまだ立ち直れていなく子犬を見て心は動くけれどテツの思い出が強すぎて、新しく飼う気になれないとのこと。本当に気持ちはわかります。犬は話せない分健気でいくら寿命と分かっていても死んだ時はつらいものです。
園田さんの話はいつも的確で、縄文犬らしい気迫のある犬にするには、食餌は一定量を与えてはダメ。メスで8キロ、オスで10キロ以上にしてはいけない。縄文犬らしい約束ごとがありそれを守って飼育したほうが良いとのこと。また、今回は新しく子犬を飼育される方もあり、番犬にしたい希望なら特に最初の1年間は気を付けたほうがいいとのことです。可愛いからと皆に触らせないほうがいいとのことは、分かってはいても失敗することで、飼育には飼い主の強い意志が必要になります。
しかし、坂田さんのおっしゃるように、時代は変わる、昔のような飼い方が出来るかといえば難しいと思える昨今である。
いろいろと大変な時代ではありますが、出来る限り縄文犬らしい犬を残していきたいものだと会員一同心に誓った交流会でした。

○関西支部交流会での写真
柴犬研究会・入会のご案内
柴犬研究会への入会
当研究会の目的に賛同の方は会員になることが出来ます。
会員には次の特典があります。
1、 仔犬が生まれたとき、血統書の発行を受けることが出来ます。
2、 年2回、会報をお届けします。
入会ご希望の方は事務局までお電話下さい。
事務局電話 :0465-74-4684
入会金 :1.000円
年会費 :5.000円
リ ン ク 集
柴犬研究会の仲間のホームページへのリンクです
天然記念物柴犬研究会 公式ブログ