生産中止品対応


解反モーターカーボンブラシ


 20年位前に生産中止になった解反モーター用カーボンブラシの互換品を10組入手いたしました。
正規品と比べると長さが2mmほど短いですが試験で問題なく使用できます。カーボンブラシの寿命ですが試験結果より最大速度の連続運転で純正品=400時間、互換品=300時間を予測しております。下記のような状況のとき交換されてはいかがでしょうか。

・力が弱い
・回転にムラがある。
・回転しなくなった。(少し回転した時もあった)


シーケンサROM


爆発的に売れたJ900シリーズのシーケンサに使われているROMです。 走行モーター交換修理やプログラム改良の時に書込をしますが、本来ならば何回でも上書きできますが最近経年劣化で書込みが出来ないものが出てきております。 現場で書込みが出来ない場合はROM交換が必要となります。 ROM在庫がなくなった場合は現行型のシーケンサに交換していただく必要があります。


自動同調スイッチ


正規品は2012年8月に生産中止となっており問い合わせが多い案件です。少し手間がかかりますが簡単に手順を紹介いたします。

① パネルの上面を1~1.5mm程度削ります。
② スイッチをはめ込みます。 この時点ではかなりガタがあります。
③ 次に弊社オリジナル固定具をを裏からはめ込みます
④ 固定具の数ヶ所をゼリー状のエポキシ接着剤で固定します。 スイッチレバーの色は青色から灰色に変わります。


耳揃えセンサー


 最近の延反機メーカーは自社専用センサーの開発は行わず市販汎用の光電センサー方式を採用しています。しかし専用センサーの方が調整がしやすく高精度の耳揃えが可能ですが昔のように造れば売れる時代は終わり小ロットでの専用部品を造るのが難しくなりました。また電子部品は日進月歩で高品質に変化しておりアンプ基盤との相性が合わず対応が難しくなっているのが現状です。

 弊社では故障センサーを修理し品質新品として再生を行っております。 国産の光電素子は既に生産中止のため弊社では試験や特性調査を行い海外メーカー品を使用しての修理対応をはじめました。