Red&Blue Run 99
YZ mizunami circuit
990321 Rain

YZにも次第になれてきた。
足の強化の一点に絞り、Cinquecentoをカスタマイズしてきた。
ライバルのMiniを駆るいいじまくんには水をあけられっぱなしだが、ここのところタイムも少しずつではあるが良くなってきた。

前週のテイストカーズ走行会のフリー走行を足がかりに、今回のRed&Blue Run99のステージにのぞむ。

目標はノーマルFireユニット最速

、、、といってもFireでのエントリーはワシとPanda4X4のJackさんとプントスポルティングアバルトの3台しかないのであった(^^)。

朝からのどんよりした天候はまるでピンクフロイドの「タイガージェットシンのテーマ」のように闘いの舞台へと我を誘い、
イザとなったら心強いメカの相談役となってくれるハズのかわうら道場のかわうら先生は
「あひ〜寒ぃ〜!」
などと言いながらミズドのドーナツをパクつくのであった。

シリアスに勝負根性をキメようと思っていたのだが、徐々にペースはいつものお笑い方面へ流れそうで、、、。
ゼッケン37番を見つめ、「今日は一発ビシとした時計を出したる!」
と心にもう一度誓うのだった。

イベントマーシャルの人が寄ってきた、、、、ん?
「ダメだよ〜!ゼッケン貼る場所そこじゃないんですよ!左右のドア!もー今回はもういいですから!(~_~メ)」
「いや〜そーなんですか?(~_~;)次の出走の時までに直しときます。」
いきなりボケモードに突入し、ワシの頭の中は1コーナーへのアプローチ対策で一杯だったのが
「ゼッケン貼る場所」と「石鹸春場所」の誤変換で満たされた。
昨夜jnagaiさんのHPで研究したものは吹っ飛んだ。

ふとJackさんはと見ると、YZ初出走ながらも4点式シートベルトでそれらしくなっており
本人もいつになく緊張気味で、シャレが通じない様子(ホントはそうでもない)。

よ〜し!勝負!

のワシら

はっきり言って寝ぼけています。普段でもボケの多い我らCin‐Panコンビ(Pan‐Cinでも、Panqueコンビでも可)
行く先が非常に思いやられます。
が!ワシはともかくJackさんのPandaまでが165/60/13!やる気やな?(^^)
しかし実際の天候は昨日からの名残り雪も降るときを知り、ふざけすぎた季節の後でコースコンディションの厳しさを伝えます。
はっきり言ってムチャ寒いです。
3月の春分に雪景色のサーキットになろうとは!「どこが暑さ寒さも彼岸まで」やねん昔の人!コラッ。

出撃

サーキット後方、白いものが見えますがこれが雪です。
キャンギャルのおねーさんも寒そうです。
あまりの寒さに不謹慎なことにヒーター全開にして走行してみたところ、窓が曇りサッパリ視界がとれず
ラップタイムが伸びませんでした。(これは自業自得ですナ)
コンディションははじめは路面温度最低でしたが一応ドライでしたので、突っ込んでみました。
FFのクルマが多いのですがホームストレートエンドから1コーナーへの飛びこみで(ビビるのか)アクセルOFFにして巻き込み、
激しいスピンが多発しておりました。

同じクラスにはプジョー106ラリー、アウトビアンキA112アバルト、シトローエンAX1.4GTi、BXGTi、ミジェット、
んであろうことかMG-A、Seven、Unoターボieなどとも混走したのだった。
これはどうも主催者の意向に外れた「プジョーではない、FIAT500でもないその他の方々」の寄せ集めやな?

いやーテイストカーズならわかるけどR&BでSevenと混走はイカンやろ、、、。

実際に走ってみると出走台数が多いので、クリアラップが取れず非常にツライ。
コーナー飛びこみで追いついてもパワー差のためストレートで離されてしまうし、コンディションもキツかったので
スピン「黄旗」(徐行)がポンポン出ていた。

ま、取りあえずSeven系でお馴染みの「クルマすっ飛び大クラッシュ」は無く(あれはイカン!その後なんとなく暗い空気になるもんなぁ、、)全体的な大人しさは実感した。

以前にフレンチブルーの時も、フィアットフェスタの時も感じたが「英国車のイベントは特別騒がしい」わけだ。

■午前中のタイムアタックリザルト■
詳しいデータは書きたくないが(^^ゞ、あろうことかYZ初心者でかつ1000Fireかつ4x4なJack’sPandaと全くの同タイム!
1/100秒単位まで全く同じ!!
これはほとんど「大敗」を意味している(T_T)。
ドライバーO.おさむ選手午前中のコメント
「ありゃ〜?マジー?あいたー!ホントにー?、、、、あららひぇ〜ホントに同じだよ、、とほほ〜!
いやー前を走っていたミジェットが結構フラフラしてたしー!オイルもコースに浮いていたしー!、、」
かわうら
「お?環境にせいにするか?(^^)」
おさむ
「あー腹減った!」(とどこかへ去る)

おさむ、YZでSevenをOverTakeする

、、ンなアホな!この写真だって1コーナーアウトから刺されたんじゃないのー?
とお思いのあなた、、、、当然です。
しかし事実なのです。
路面がWetなのと恐らくドライバーがまだ不慣れだったのでしょう、しかしSevenに勝ったという結果は残りました。
しかもYZで!
Sevenのドライバーに申し訳無いとは思いましたが二度とこのような事件は起き得ないので特別に記述しました。

ヘビーウェットコンディション

午後からの天気は見ての通りの大雨です。

全体的に皆スピードを押さえたためか、意外にスピンはありませんでした。

ウェットになってサーキットでどうなるかというと、NEOVAを履いているワシの場合あまり変化はありません。
クルマそのものが足周りの全てに対してアンダーパワーなためか実にコントローラブルです。
このあたりJackさんも同じようにコメントしていたのでそうなのでしょう。
制動距離が長くなるので早めにコーナー入り口直線でのブレーキとなり、
旋回中のアンダーステアが多めに出る感じがする以外は殆ど変わりありません。

こうして写真で見てみるとコーナーへのブレ-キングが早すぎるようですな?(^^ゞ
しかもWetなため正面の鉄板ウォールにビビリ気味で
あまりアウトに振っていませんな?(^^ゞ
シビアに言うともう少しブレーキを遅くしてアウトから2コーナーの山にアプローチするのが良いようです。

おっかしーなーかなりアウトにいるつもりなんだけど、思いっきりコース中央ですねぇ、、、

コーナー右手に白いプジョーがスピンしていますが、
とにかくこの高速コーナーでアクセルOFFし巻き込む状態でスピンするFF車が続出していました。

教訓
「とにかく高速コーナーではFFは踏むべし!踏むべし!アンダーの様子を見ながら踏むべし!」

教訓2
「シフトミスをしない(^^ゞ」(そりゃそうだ)

■午後のタイムアタックリザルト■
またまた55秒台でした。遅いッス(^^)
まぁ午後の部は参加台数がこの天候のためかなり減ったので、比較的クリアに走れました。

実はタイムアタックの順序で、直前にJackさんが走っていたので
「とにかくPandaの前に出なければイカン!」
の一心で爆走し、ストレートエンドでインを開けてもらいました。
しかし、次のコーナーでは後ろの赤いBXにインを開けていたりして(^^ゞ。

今回サーキットで解ったのは、一般路でもこのようなヘビーウェットはありうるわけですが
基本に忠実に走っていればそれほど破綻しないだろうということ。

またこのようなコンディションであってもSタイヤならともかくNEOVAクラスのタイヤなら
さほど差が出ないのと、軽量FF車の場合後ろに荷物積んだ状態の方が安定するので
結局速いのではないか?ということです。

CarNO クルマ S1 S1best S2 S2best
29 プジョー106ラリー 5 51.09 1 51.24
100 アウトビアンキA112アバルト 11 54.60 2 51.83
21 フィアットウーノturbo 4 50.89 3 52.60
28 プジョー106ラリー 3 50.18 4 52.67
33 プジョー106ラリー 10 54.09 5 53.42
38 シトローエンBX 8 53.73 6 54.78
32 アウトビアンキA112アバルト 6 52.58 7 55.10
50 シトローエンAX 14 55.56 8 55.33
22 シトローエンAX 2 49.42 9 55.56
37 フィアットチンクェチェントS 16 55.89 10 55.58
41 アウトビアンキA112アバルト 9 54.00 11 56.29
35 フィアットプントSアバルト 20 57.86 12 56.29
34 フィアットパンダ 15 55.89 13 56.61
23 シトローエンAX 1 48.94 R
24 ロータスエラン 7 53.27 R
25 MGミジェットMK1 12 54.89 R
26 MGA 13 55.18 R
99 ロータスSeven 17 57.36 R
30 プジョー106ラリー 18 57.42 R
39 シトローエンAX 19 57.49 R

ChartObject Chart 1

Fin

R&B Run Fireユニットノーマルクラス(そんなカテゴリー無い無い!)1,2フィニッシュのお二人。
左に37番ジアッラチンク、おさむ選手右に34番ANANPanda、Jack選手。
実にさわやかです。


関連LINK/かわうらHP321YZ

Cinqで走るYZ

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