寿徳山 安祥院 岐阜 浄土宗西山禅林寺派
寺院案内profile
寺院沿革
創建 応永26年（１４１９年）この地「西の庄」の聖地に開山。ご本尊阿弥陀如来像は奈良東大寺系列の大仏師が造顕したとのことです。
開祖 大空俊英和尚は尾張の国より、古知野から犬山の常満寺で得度。当時、大寺院立政寺開山智通上人の門下に入り、第二世、智鏡上人の門下で活躍。５１歳の時に安祥院を開山されました。
現在 第32世住職により平成２４年３月に丈六佛であるご本尊阿弥陀如来を造顕「法爾大佛」として奉られております。
寺院概要
| 寺院名 | 寿徳山安祥院 |
|---|---|
| 宗派 | 浄土宗西山禅林寺派 |
| 所在地 | 岐阜市西荘3-7-16 |
| 創建 | 1419年 |
| 開山上人 | 大空俊英和尚 |
| 現住職 | 顕空彰光和尚 第33世 |
浄土宗西山禅林寺派
永観堂禅林寺（京都市東山区）
正式名称「聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺」
第7世永観律師にちなみ永観堂と通称される。
もみじの永観堂といわれる風光明媚な寺院です。
檀林 立政寺
立政寺
中本山、立政寺です。古くは中部地方の浄土宗中心寺院であり、また織田信長、足利義昭会見の地としても知られ、徳川家康、山内一豊にもゆかりがある寺院です。
安祥院は立政寺の塔頭寺院として開山されました。
塩谷鵜平の墓碑
正岡子規、河東碧梧桐らに師事し自由律俳句を先導した文化人。また、種田山頭火を資金面でも支援する経済人としても活躍した。
「わが骨埋むも遠からず大地ここいらの芽」
美濃の美女
美濃の美女が足利義昭の側女となるも野武士に殺められたようです。足利義昭は織田信長と会見するまで本寺立政寺に逗留していました。
西国三十三カ所
本堂の左右、ご本尊の脇に西国三十三箇所の観音様が並んでおります。現在巡礼旅行は休止しておりますが、本堂での法要時にはミニ西国巡礼としてお参りし、その功徳を振り向けることができます。
塩谷先生油絵
西国三十三観音下の襖には故、塩谷先生が描かれた油絵があります。東側に岐阜の金華山を模した朝の景色。西に伊吹山方面の夕景。長良川の堤防から見た３６０度の景色を亡くなられる数年前に描かれました。岐阜市から見ると伊吹山の向こうに西方浄土が思い浮かぶようです。塩谷先生から始まった写仏の会も、２０年近く続いています。
大けいと大木魚
おりんの寺院用、馨子（けいす）も丈六ご本尊に合わせて直径70㎝程もあります。大きいので音は鐘の音のように深い音です。
木魚も通常木魚の10倍程の７0㎝四方あります。となりの木魚と比べても大きさが測れると思います。ただ、バチの方もかなり大きく重いので片手で叩こうとすれば肩を痛めるかもしれません・・