色々な物理量



単位 解説
長さ cm 国際メートル(m)の1/100
質量 国際キログラム(kg)の1/1000
時間 sec 平均太陽日の1/(24x60x60)
平均太陽日は平均太陽年の1/365.2422
面積 cm 一辺の長さ1cmの正方形の面積
体積 cm 一辺の長さ1cm立方体の体積
度(°) 1°=1直角の1/90,1分(′)=1/60°
1秒(″)=1/60′
ラジアン
radian
1ラジアン=円の半径に等しい長さの弧に対する中心角=180°/π
 =57°17′44″.84
立体角 ステラジアン
steradian
1ステラジアン=半径1cmの球面上の1cmの面積が中心に対して保つ立体角
 =360°/4π
振動数 Hz(ヘルツ) 1Hz=1秒間に1回の振動,1kHz=1000Hz
速度 cm/sec 1秒間にすすむ距離
加速度 cm/sec 1cm/sec=1秒間に速度が1cm/secだけ変わるときの加速度g(重力の加
 速度)=980.665/sec
密度 g/cm 体積1cmの質量が1gであるときの密度
比重=物質の質量とそれと同体積の水の質量(3.945℃最大密度)との比
濃度 wt% 溶液中の溶質の重量百分率(wt%)=溶質の質量と溶液の質量との比の100倍
溶液のモル=ある温度(通常25℃)の1g中の溶質のグラム分子数
溶液の重量モル=溶媒1kg中の溶質のグラム分子数
混合物中の分率=その物質のグラム分子数と全物質のグラム分子数の総和との
 比
混合気体中の1気体の体積百分率=その気体の標準状態における体積とすべて
 の気体の標準状態における体積の総和との比の100倍
ダイン
dyne
1ダイン=1gの質量に作用して1cm/secの加速度を起こす力1gの重さ(1g
 重)=1gの質量に作用する動力
圧力 dyne/cm 1dyne/cm=1cmの面積に1dyneの力が働くときの圧力
1mmHg=重力の加速度が980.665cm/secの場所で密度13.5951g/cm
 の水銀の高さ1mm柱により生ずる圧力=133.22dyne/cm
1気圧(標準気圧)=760mmHg=1013250dyne/cm
1バ−ル(bar)=10dyne/cm=750.06Hg=0.98693気圧
仕事 dyne・cm 力の大きさとその方向に力の作用点が動いた距離との積で測る
1dyne・cm=1dyneの力が作用して1cm動いたときのしごと
1エルグ(erg)=11dyne・cm
1ジュール(joule)=10erg
効率 ワット
watt
単位時間になす仕事で測る
1watt=1秒間に1jouleの仕事をする効率
1馬力(HP)=746watt
温度
1気圧で純粋な氷が融解する温度を摂氏0度(0℃)と定め、同じく1気圧で純粋な
 水が沸騰する温度を摂氏100度(100℃)とし、両者の間隔を熱力学的に可逆
 機関の仕事を基準として100当分し、その一つに相当する温度間隔を1℃の温
 度差と定義し、0℃よりn℃高い(あるいは低い)温度を摂氏n℃(−n℃)と名付
 ける
絶対温度=氷の融解する温度を絶対273.15度(273.15°K)とし絶対1度の
 間隔は摂氏の場合と同じに定義する
熱量 カロリー
cal
1グラムカロリー=1gの水t℃から(t+1)℃上げるのにのに要する熱量、これは
 水の温度によって多少の相違がある
1キログラムカロリー(Kcal又はCal)=1000gram cal
光度 光源から単位距離の点で光線に直角な単位面積に投射する光量
国際燭=一定条件の下で標準ペンタン灯の水平方向の光度の1/10
光束 ルーメン
lumen
光源の光度とその発散する立体角との積
1lumen=光度1国際燭の光源から一様に1ステラジアンの立体角中に発散する
光流
照度 ルクス
lux
単位面積の単位時間に受ける光の量で測る
1lux=1mの面積に1lumenの光束が一様に分布されている時の照度
電気量 e.s.c

実用単位
クーロン
coulomb
静電単位(esu)でで表した電気量の1静電単位は相等しい電気量が真空中1cm
 の距離にあって、その間に作用する力が1dyneであるような電気量とする
電磁単位(e・m・u)で表した電気量の1電磁単位は、それから1cm離れた点に
 おいて磁場が2gaussであるような無限に長い直線電流の角断面を毎秒流れる
 電気量とする
電流 アンペアー
ampere
1秒間に針金の角断面を通過して流れる電気量が1クーロンであるような電流を
 実用単位としてアンペアという
 電位差
(起電力)
ボルト
volt
1クーロンの電気量を一点から他の点に移すのに1ジュールの仕事を要する
ときの二点間の電位差を実用単位の単位する
電気抵抗 オーム
ohm
1ボルトの電位差に対して1アンペアの電流が流れるときの導体の電気抵抗
を実用単位とする
自己(相互)
誘導係数
ヘンリー
henly
回路を流れる電流が毎秒1アンペア割合で変わる場合、自己(相互)誘導の起電
 力が1ボルトであるときの自己(相互)誘導係数 をヘンリー(henly)という
磁極の強さ e.m.u 相等しい強さの磁極が真空中1cmの距離にあって、その間に作用する力がdyne
であるような各磁極の強さを電磁単位(e・m・u)で表した磁極の強さの単位とする
磁場の強さ ガウス
gauss
1e・m・uの磁極に作用する力が1dyneであるときの磁場の強さを実用単位とし、
 これを1ガウス(G)という
 1G=10−4Wb/m



科学データ集のトップに戻る


     
ホムページに戻る