岐阜駅から車で40分、岐阜羽島から50分、エーザイ川島工場の敷地内に内藤記念「くすり博物館」があります
 昭和46年にエーザイの創業者内藤氏によって開設されたもので収蔵資料は5万点 国内のみならず海外の薬の歴史を見ることができます。また博物館のまわりの植物園には約600の薬草が集められ、珍しい植物に親しむことができます。 開館9時〜16時 月休 入場無料
本草綱目(ほんぞうこうもく)
 明の時代の中国の代表的な本草書 18 92種の鉱、植、動物の産地, 加工法 薬効などが詳しく書かれています
(写真掲載許可)
解体新書
 杉田玄白 前野良沢らが4年間かかって苦心のすえオランダの解剖書「ターヘル・アナトミア」を訳したわが国初めての解剖学書 1774年
 小学校の教科書に出てきましたね
 
  漢方薬の成分として現在も使われているものがたくさん そのままの名前でのっていました(本草綱目)
一角
 北水洋に住むイッカク、角(歯牙)をサイの角と同じように解熱解毒剤として用いてました
竜(龍) 骨
 気分を安定させる作用を持つ竜骨(マンモスなどの骨の化石)。柴胡加竜骨牡蛎湯などの精神安定させる漢方薬に使われています
 大型ほ乳動物の化石化した骨で、主として炭酸カルシウムから成る
ジャコウ
 ヒマラヤ山系に生息するオスのジャコウ鹿の性腺分泌物を乾燥させたものでもっとも高価な生薬。呼吸中枢の働きをよくして、呼吸機能を旺盛にし、血液の循環をよくします。単価は金より高いでしょう
有名なサルの頭の黒焼
頭痛薬として大切でした
実物は・・ご想像どうりです
貝殻にはいった目薬