百種接分菊
(ひゃくしゅつぎわけぎく)
ジャパンフラワーフェスティバルあいちinとよはし
歌 川 国 芳 画
「百種接分菊」は一本の台木に百種類の菊をつなぎ、同時に
花を咲かせるという非常に高度な技術で、江戸時代の植木屋
今右衛門が成し遂げた「伝説の木」です。
 しかし今ではその技術はとだえ、歌川国芳の浮世絵でみる
のみとなっている。今回、「ジャパンフラワーフェスティバル
あいちin とよはし」で「伝説の菊」の再現がこころみられ、
一本の木に数種類の花が同時に咲くという、珍しい菊を写す
ことができました。
 「百種接分菊」は花の大きいものと小さいもの2種類が展示
してありました。枝の端々に接木がされており、どの花も一度に開花してました
 粋を極めた「百種接分菊」を写真で楽しんでください
大花の百種接分菊
小菊が接いである「百種接分菊」
下からのぞくと一枝、一枝ていねいにつなげてありました