田の神祭り
2009.-2.14. 
下呂の田の神祭りとして、森水無八幡神社で行われるおまつり。(毎年2月13・14日)
ひだ路に春の訪れを告げるお祭として、田楽芸能が披露されます。
試楽祭は、13日の19時ごろからテテ挨拶の儀が行なわれた後、踊りの奉納の儀、禊の儀と末社巡りの儀までが深夜にかけて行なわれます。
14日の本楽祭では、4つの笠宿では、朝8時ごろ各種の儀が行なわれ、11時ごろに田口家と見立てた合掌集落村に集合します。12時過ぎから合掌村の池の周りで各種の儀を執り行った後、神社への行列が行われます。
神社では、田打ちの儀から始まり、獅子舞・御輿行列の後、寄進笠の拝みが行なわれ、いよいよ花笠踊りの奉納となる。ササラを使った単純な踊りだが、唄にあわせていくつかの手が見られる。途中、寄進笠が置山から投げられるとお祭もクライマックスである。いつしか花笠の踊り手の花笠はふところに収められ、踊りは田植えの型から穂の摺り落しへと続けられていく。見物客がいなくなった頃踊り納めである。