【21世紀の日本と世界を担う人達に】        

 

人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。             (ボールドウィン)

大切なことは、大志を抱き、それを成し遂げる技能と忍耐を持つことである。その他はいずれも重要ではない。 (ゲーテ)

冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁がず(さわがず)、競わず、随わず、以って大事を成すべし(曾国藩)

煩悶せざる青年は、人生初期において足らざる所あり。         (長谷川如是閑)

どの時代にもそれぞれの課題があり、それを解くことによって人類は進歩する。    (ハイネ)

人を弄べば徳を失い、物を弄べば志を失う。                   (書経)

今日成し得ることに全力を尽くせ。しからずんば明日は一段の進歩あらん。    (ニュートン)

不平を言うことのできない学生のごときは取るに足りない。
ただし、破壊主義の学生に至っては更に取るに足りない。                 (新島 襄) 

青春とは単なる人生の花盛りではなく、来るべき結実の秋への準備の季節である。  (竹越 与三郎)

行動するために発奮剤を必要とするような人間であるな。          (ベートーベン) 

金を失うことは、小さく失うことである。名誉を失うことは、大きく失うことである。
しかし、勇気を失うことは、すべてを失うことである。                      (チャーチル) 

多くの異性を愛した人間よりも、たった一人の異性を愛した人間のほうが、はるかに深く異性を知っている。 (トルストイ)

人の品性は、その人の読む書物によってわかる。               (スマイルズ) 

知と愛とは同一の精神作用である。
物を知るにはこれを愛さねばならぬ。物を愛するにはこれを知らねばならぬ。 (西田 幾太郎)

自由は法律の保護を得てはじめて成立するものである。この世に法外な自由があることはない。 (オースチン) 

政治の第1課は何か。 教育である。 第2課は? 教育である。
そして第3課はと言えば、やはり教育である。                  (ミシュレ) 

思ふに学術のみを教へて、徳義を重んぜざるは、其の国家に害を及ぼすこと、
却って教育なきものに勝ること、幾倍であるかわからぬ。                    (新島 襄) 

多数が正しいのではない。真理そのものが正しいのだ。             (イプセン) 

成功とは、その結果ではかるものではなく、それに費やした努力の総計ではかるべきものである。 (エジソン)

理想はひとり青年の夢想ではなく、また単なる抽象観念でもなく、
われわれの生活を貫いて、いかなる日常の行動にも必ずや現実の力となって働くものである。          (南原 繁) 

若いときにあまりに放縦だと心のうるおいがなくなる。あまりに節制すると頭の融通がきかなくなる。 (サント・ブーブ) 

人の行なうべきかぎりを行なうのが人の道にして、このことの成ると成らざるとは人の力の及ばざるところぞ。 (本居 宣長)

個人における狂気はわりあいまれなものだ。しかし、集団、宗派、国民、時代などによって狂気は通例である。 (ニイチェ)

その身正しければ、令せずして行なわる、その身正しからざれば、令すと言えども従わず。(孔子) 

必要に応じて一致、懐疑において自由。                  (クロポトキン) 

奴隷は彼らの鎖の中ですべてを失ってしまう、そこから逃れたいという欲望まで。    (ルソー) 

自由と我侭の界は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。        (福沢 諭吉) 

すべてを疑うか、すべてを信ずるかは、2つともよい解決法である。 どちらでも我々は反省しないですむからである。(ポアンカレ)

一番大切なことは単に生きることではなくて、善く生きることである。         (プラトン) 

のんきと見える人々も、心の底をたたいてみるとどこか悲しい音がする。     (夏目 漱石) 

最もよい復讐の方法は自分まで同じような行為をしないことだ。         (アウレリウス) 

誰がそう言ったか、を尋ねないで、言われていることは何か、に心を用いなさい。   (ケンピス) 

この道いかに正しくとも未だわが国にては行なわれず、したがって当代に志を述べんとするものは用うべからず。 (吉田 松陰)

世にはたくさんよい格言がある。人がそれを適用することに欠けているだけだ。   (パスカル)