最近の出来事No,2

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1月14日  昨日から寒波が訪れ皆さんお体大丈夫ですか?
 私は少し風邪をひいて昨日は、帰るなり薬を飲んで早く休みました。おかげで今日はまた元気に病院に行く事ができました。
 お父さんの様子はまだ微熱はありますし、痰も結構出ます。でも動かす手に少し力が加わってきたように思います。掛けているタオルケットをつかむような動きや、寝巻きの襟を持ったりもします。
音にも少しは反応していると思います。おおきな変化は、無くともいつも2.3.日前とは違うなーと感じます。

1月16日  昨日今後の治療について医師に救命的な治療は終わり、リハビリが病院では20分位手足を動かす程度なので専門の病院へ変わる話を聞かされました。今すぐではなく準備があり、2、3週間は掛かるとのことです・・・・
 昨日から車椅子に乗せられています。今日などは、1時間40分ほどずっと座っていました。看護士いわく地に足を着けることが,かなりの刺激になるそうです
 1月20日  1ヶ月が過ぎました。私にとっては、とても長い1ヶ月でした。
昨日は咽に入れている管がおかしく、車椅子に乗せると凄くむせ苦しそうで乗せることができなくて落ち込んでいましたが、今日は楽に乗れて一安心、おまけにお見舞いの人がいっぱい来てくださり、嬉しくて帰りの道は心がとても軽く感じました。

会社からは、支店長さんじきじきに給料明細を届けていただき、お休みしているのにお給料がいただけてありがたいと思います。
1月24日  今日病院に行きましたところ、看護士さんが今朝お父さんを見たら鼻に入れているチュウーブが抜け掛かっていたそうです。このチュウーブは50センチ以上胃の部分まで入っている管で無意識に手がそのあたりまで動いてはいましたが、まさか引っ張るとは、思いもよりませんでした。手足の動きは本当に良くなりました。目も開けている時間も多くなりました。一日一歩です。(たまにさがることもありますが)
 子供の会社の上司がテレビの「あるある」の番組で医療費の特集をしていたからとネットからコピーをして持ってきてくださいました。上司といっても前に配属していた時の人で、はじめ壺でも売りつけられるのかなーと思ったら余計な事かもしれないけれどと、渡されたそうでした。又きのうは近所の人が、夢でお父さんに会ってぜんぜん記憶に無いけどいまは、元気になったと、その人の夢の中で、話したそうです。いろんな人からお父さんを思う気持ちが伝わってきます。
真面目に働いてきたお父さんにいつかきっと春が訪れるとおもいます。

  転院は2月の初めごろになりそうです。

1月27日  明日転院の準備として、胃ろうと言って、(今までは鼻からチューブで食事を入れてましたが)胃の辺りにチューブを作ります。鼻からのチューブは感染や肺炎になり易いので転院先で嫌がられ、枠も減るとのことで承諾しました。食べられるようになれば管を抜いて48時間後に穴は、ふさがるそうです。食事が取れない人は皆、この処置をして病院を出て行きます。お父さんよりずっと軽い症状で、声も出るし、片手も動くおじいちやんでも、こうやって病院を替わっていきました。
今日は熱があって、少し心配です。          

1月31日
「お見舞いに来ていただいた皆さん、どうも有難うございます。
おかげさまで、車椅子に座る事ができるように成りました。」

2月2日  昨日又部屋が変わりました。1505で以前より患者の数に対して看護士の数が減り、私もいろいろと手伝わされています。いずれ覚えなくてはいけない事ばかりです。  胃ろうを作ってから汚い話ですが、下痢が続いています。
 転院の話は正確に決まったら、お知らせします。こちらの病院に紹介状を持っていったりと、たいへんです。

2月8日  先日から下痢や悪い菌が痰から出たりで、少し落ち込んでいましたが、今日は違います。車椅子に乗って手を洗うときに、「お父さん手をじゃぶじゃぶして」と言ったらしました。手を軽く添えて「手を握って」と言うと強く握ってきます。また、先日手を握ってトントンとしていたので、耳元で「おとうさんトントンして」と言ったら、指でトントントンとしてくれました。弟が着ていたので、手の握りをやってみせました。むずかしいことは、まだまだできませんが、確実に耳が聞こえて、それに答えている事には間違いありません。又一歩前進してくれました。焦ってはいけないと皆に言われてて、ついついこの状態から良くは成らないと諦めそうになりますが、焦らず前向きに行こうと思います。

2月11日  2月に入ってすぐにMRSAの菌が出てしまい、この菌を持って転院は出来なく、転院先が菌のデーターをファックスするように言われました。それで新たに菌の検査をしましたが、日曜や祝日がありで結果がまだでません。ファックスを送ってから、病院から転院の日にちの電話が入るようになっています。
菌の結果が良ければいいのですが。
先日ご近所の人たちにお父さんのことが知られてしまいましたが、すぐに大勢の方が我が家に駆けつけてくださいました。心配していただいて嬉しいです。
 お父さんの容態のほうは、今週に入ってからかなり良くなってきたと思います。
もうちょとで2ヶ月になります。

2月16日  MRSAの菌は、又出てしまいましたが本日、岐阜中央病院の脳外科の先生より18日に転院するようお電話をいただきました。早速転院のための車を手配しました。近くなら車椅子の車で良いのですが、岐阜までなのでストレッチャーの車で寝て移動します。どんな気持ちでお父さん乗るのでしょうか!
 今となっては、名古屋の中京病院を離れるのがとても辛いです。すばらしい先生、看護士達にお世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。

2月18日  10時半前に中京病院を出て、高速道路を走り岐阜に2ヶ月ぶりに戻ってきました。転院前日、看護士の方達にバイバイをしようと練習をしたのですが、今日出来なかったのが残念です。
 岐阜中央病院は新しくとても綺麗な病院ですが、設備は中京病院には負けます。テレビも中京病院は最新のテレビで、ベットも電動ですが、岐阜は違います。トイレに入っても手洗いの水は自動で出ません。また、MRSAに関して、中京病院は一般の人と同じで、車椅子に乗ってどこへ行ってもかまいません。お父さんを玄関や、売店など見せて歩きましたが、岐阜は私達も入室するのに、マスク、上着、消毒をしますし、車椅子で部屋の外には出られません。 いろいろ比べたりしてしますが、岐阜に来た以上先生にお任せして、入院生活を送りたいと思います。
無事に岐阜までくる事が出来ホッとしました。

2月23日  中央病院での生活6日経ちました。この病院はリハビリが良いと聞いていまして、一日に二回別々の先生がリハビリをしてくださいます。丁寧に、やさしく以前のリハビリよりも内容的に良いです。
 以前と同じように車椅子にも2.3時間は乗っています。乗っているときは、しっかりと起きているのでテレビを見ています。テレビを見ながら私はいろいろと問いかけます。名古屋のちかてつの番組でうどんのお店が出ていたので「おいしそうだね!」と言うとウンウンとくびを縦に振ります。他に地下鉄の駅名で「野跡の前の駅そこは南区?」と聞けばウンと答えます。ビールの宣伝を見て「飲みたいねー!」といえば、首を横に動かしました。飲みたくないそうです。
 少しずつ少しずつ良くなっています。焦らない焦らない!
病院通いもなごやに行くことを思えばとても楽です。名古屋ではいろいろのかたにお世話になりました。

2月24日  病院から戻ってきてパソコンを見ましたらお父さんの会社の方からメールが3通も入っていました。2ヶ月も経つのに忘れられていなくて、嬉しくなって書いてしまいました。今日も病院では、お父さんにいろいろと話しかけました。業社さんの名前など言ったら判るとうなずいていました。「家にかえりたい?」かと聞けば帰りたいとうなずきました。帰らせてあげたい気持ちでいっぱいですが、まだまだ帰れる状態ではないので、お父さんには頑張ってもらうしかありません。

2月27日  この頃車椅子に乗っていると、見た感じがしっかりしてきたように思います。テレビのリモコンを持たせると、しっかり押せませんが、やっています。私がそばに座り、「私の頭をなぜなぜして」と言うと手を伸ばしてやってくれます。肩にも手を伸ばせます。汗かきなので、タオルを手に持たせ「自分で汗を拭いて!」と言えば拭いています。が、今日は熱が38度出て、良い日もあれば、悪い日も有ります。
前の病院の時、同じ部屋の人が家族が毎日来ないと心配していました。又、お友達が家族の励ましや、声援があって復帰できたといわれました。お父さんはなにも言えませんが私達が来るのを待っているだろうし,行くと嬉しいだろうと思うと毎日頑張って行こうという気になります。
 そうそう、先日堤防を車で走っているとつくしが顔をだしていました。春はもうやってきていますね!

3月2日  3月に入り寒が戻ってしまいましたが、病院の中は暖かいです。、最近おとうさんは、安定しています。動きも前より良く、手で咽の管を触りに行って仕方がありません。昨日は、管ごと抜け大騒ぎ看護婦さんが集まってきました。本人に聞くといやだと言ってます。早く気管の管が抜けるようになればよいのですが、私がいない夜は、手が動かせないように昨晩から縛られています。今日も手が管に伸びて行きます。痰も減ってきたのでもうすぐかなー。

3月5日  今もMRSAの部屋に居ますが、いつ出られるのか? 検査の結果でマイナス(陰性)が2回つづかないと駄目だそうで、検査は週1回来てから2回検査してますが、最初はプラスでした。早く出たいですねー。
 昨日先生が、「そろそろ咽の管を抜いて閉鎖訓練を始めようか!」と言われました。いつから始まるのかは決まってませんが、慎重に一日数分づつから行われるそうです。本当に大丈夫か心配ですが、期待もしています。 又最近は歯ブラシを持って奥歯や、歯の裏までは出来ませんが磨いています。うがいは、出来なくて看護婦さんに拭き取ってもらっています。車椅子にも3時間以上乗っていますが、首がしっかりしてきました。
 長島茂雄さんが脳梗塞になられましたが、軽くて良かったです。やはりはやくに病院に行けたからかなーなんておもってしまいますね!

3月9日  今日はラジオでサンキュウの日だと言っていました。ホームページを見ていただいている皆さん、いつもいつも有難うございます。応援をしていただき感謝いたしております。
 今日からお父さんは咽の閉鎖訓練が始まりました。といっても今日は15分の閉鎖です。別に異常も無くあっという間の15分でした。毎日少しづつ増えて2時間になったら完全に取れるそうです。MRSAもマイナス1回であと1回で部屋から出る事ができます。  帰りぎはに目を開けていたので、「帰ると寂しい?」と聞くと首を横に振ります。憎いですがお父さんの素直でないお父さんらしさが出てきています。この仕返しは、リハビリで・・・・でもお友達に言われました。憎まれてもいいからリハビリをさせなきゃ駄目だよと・・・・

3月10日  今日は、病室に入るなり「良かったねリハビリに変われるよ!」と言われ、聞いてないけど嬉しくなりました。しばらくしてリハビリの部長先生がみえ「土曜に上の階に変わります。車椅子でどこへ行っても良いですよ!」と言われました。どうして嬉しいのかと申しますと、この病院の回復期のリハビリ科は有名ですが、入るのに条件があるのです。発症してから3ヶ月以内で、ある程度回復していないと駄目で、転院当時は、全然枠に入らなく脳外科に入れていただいてました。
リハビリの先生が見えても首を横に振り駄目ですねーでしたが、時々見えるときに「こんな事も出来ます、お願いします」と一生懸命に頼みました。脳外科の先生も良い事を書いておきますと言って下さり、私としては、受験の結果を待つ心境でずっといました、これで中央病院に転院したかいがあるというものです。
 閉鎖訓練は今日は20分、これも問題なくパスです。
いよいよ本格的にといっても段階がありますがリハビリに入ります。どこまでよくなってくれるかしら?本当に良かった!駄目だったらリハビリも減り他の病院に1ヶ月経ったら転院しなくてはいけなかったのです。これで少し入院が増えると思いますが長くは居られないですといわれました。

 












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