邪悪を切り裂く白銀の翼!
<イラスト:きみおたまこ>
18歳未満の方はご遠慮下さい



 近未来―。世界中で少年少女の誘拐事件が続発していた。
警察の追跡をあざ笑うような犯行は、ミストレス・スパイダーと名乗る謎の美女の仕業であった。彼女は、自分だけのハーレムを作ろうとし、好みの美少年・美少女を集めていたのだ。そして、彼女の魔手は、海上都市「海神シティ」にも伸びていた。獲物は、日本有数のお嬢様学校「滄溟学園」の清らかな乙女たち……。第一のターゲットに選ばれたのは、14歳の美少女・静香。可憐な少女の悲鳴が響いた時、救いの主が現れた。その名は、エンジェル・セイバー! 白い「天使」は、誘拐魔のアンドロイドを撃破して、静香を救った。謎の美少女戦士エンジェル・セイバー―その正体は美少女・神宮寺涼子であった。年下の恋人・来栖飛鳥の発明した強化スーツをまとい、街と学園の危機に敢然と立ちあがったのだ。しかし、強化スーツはまだ不完全で、思わぬ副作用があった。激しい発情状態に陥った彼女は、それに感化された飛鳥と結ばれるのだった。一方、スパイダーは静香の親友・雛 乃を捕らえ、幼い処女を散らす。スパイダーの胸には己の野望の前に立ちはだかったエンジェル・セイバーへの敵意が激しく燃えていた。そして、屈辱を晴らすために彼女を自分の性奴へ落とそうと企む。大切な人をまもるためため罠へと飛び込むエンジェル・セイバーの前に立ちはだかる、対AS用強化スーツ・タランチュラ!<アジトへ連れ込まれた涼子=エンジェル・セイバーに加えられる、陵辱の嵐。絶体絶命のピンチに陥った彼女の運命は

   



 さて、この作品のコンセプトは、「お嬢様」「変身ヒロイン」。
 あとがきにもあるけど、「変身ヒーロー・ヒロイン」というジャンルは、古今東西パターンとか蓄積とかたっぷりあるので、あえてあまりオリジナリティに拘ることはしなかった。考えると、どんどん否定的な方向にいってしまうのだ。あまりマジになってはヒーロー物なんてできません!いやぁ、東映ってエライと思っちゃいました。マジで。
 しかし、けっこう恥ずかしかったのが、「お嬢様」。今時こんなんいないだろうけど、やはり純粋培養の「清らかな乙女」という幻想というのはなかなか捨てがたいし、可能性があるとすれば浮き世離れした富豪とか上流階級しかないだろうねぇ(もっとも、まったく逆の妄想もあるのが笑ってしまう)。
 一応、続編の構想もあるが、さてどーなるでしょーか。

_______________________Preview

 背後の隙を黒服男につかれ、エンジェル・セイバーは凍りついた。−しまったッ……間に合わないッ!  その刹那−空気を灼くヒートナイフを、金属の切り裂かれる耳障りな音とともに背中で何かが迎え撃った。
 路上に横たわる静香を両手で抱きあげると、白昼の高級住宅地で突如起こった戦いの跡を呆然と眺めるばかりの観衆へ呼びかけた。 「あの……どなたか、警察を呼んでいただけないでしょうか? こちらの女の子が誘拐されかかったんです」  と、警察への通報と少女の保護を依頼する。「もうだいじょうぶよ、静香ちゃん−怖い人たちは、追っ払ってあげたわ」 「ありがとうございます……。あなたは?……」「私は、エンジェル・セイバー。そう、『正義の味方』ってところかしら。ふふふ」  怯える少女を安心させるように髪を優しく撫でつけ、その額にキスする。その頃になって、遠くにパトカーのサイレンが聞こえてきた。 「それでは皆様……どうも、お騒がせ致しました−ごきげんよう」 礼儀正しく挨拶した謎の美少女は、白銀の翼をひろげた。  しなやかな肢体が優雅に翼をはためかせ、空高く舞いあがった美影へ向けて、観衆から歓声と拍手が湧き起こった。 「エンジェル・セイバー様……」 蒼い海の方角へ消えていくスーパーヒロインの美影を見つめながら、静香は陶然と頬染めた。
 そこには純白のスーツに翼を持ったスーパーヒロインの姿はなく、代わりに青い制服を着た少女の姿があった。初夏の薫風にスカート の裾がひるがえる。半袖からのびた、たおやかな腕が健康そうに輝いた。 端整な顔を隠していたバイザーやヘッドユニットの下から現われ た美貌は、まさしく神宮寺涼子−!
 彼女が、謎の美少女戦士エンジェル・セイバーの正体だったのだ。
 目の前に開けていたのは、ハイテク機器で埋まった空間だった。場所といい、設備といい、どうやらここがエンジェル・セイバ ーの『秘密基地』らしい。「どうも、ご苦労様……」 涼やかな声が涼子を出迎えた。
 ずらりと並ぶ大小さまざまなモニターと複雑な電子装置のコンソールを背に、この館の主が立っていた。
 まだあどけなさの残る声に相応しい、少女と見まがうばかりの美少年だ。
 彼の名は、来栖飛鳥−世界有数の大財閥『来栖コンツェルン』総帥・
来栖玄戎朗の息子である。若干14歳にしてハーバード大学を卒業後、
MITでいくつもの博士号を修得した天才児だ。
 財閥の御曹司ではあるが、上に兄と姉がいるため、いたって気楽な身
だ。帰国以来、近くの私立男子校へ通いつつ、ひとり暮らしの屋敷の地
下に造った研究室で気ままな研究開発の日々をすごしていた。 
 この天才美少年こそ、スーツとリンクした『秘密基地』のコンピュータで
状況を分析し、涼子をバックアップをするパートナーだった。
「あれほど素晴らしい強化スーツを造ってくれて……飛鳥には感謝してるわ。昔から、私のワガママで、いつも迷惑かけて……」涼子は改めて礼をいった。
「気にしないでよ−僕は、この街と学園を誘拐団から守りたいという涼子さんの手伝いをしたいだけだから」 
 飛鳥は照れ臭そうに頭をかいた。涼子の頼みごとは昔から慣れっこになっているし、彼としても役にたてたなら、心から嬉しいと感じてきた。  
 エンジェル・セイバーの強化スーツは、父親譲りの正義感に燃える涼子に頼まれ、幼馴染みの飛鳥が開発したものだ。
「これほどのアンドロイドを開発するだけの技術と資金を持っているとなると、かなりの強敵だよ−充分に気をつけてよ。涼子さんに何かあったら……」 
 強化スーツの性能に自信はあるが、敵は侮りがたい能力を持っている。
 飛鳥は心底心配そうに美貌を曇らせた。彼にとって涼子は、幼馴染みであるばかりでなく最愛の女性だった。決して、危険な目にあわせるわけにはいかない。大切な彼女の身を守るために、飛鳥
は全才能を注ぎこんで、強化スーツを造りあげたのだ。
「だいじょうぶ! 飛鳥の強化スーツは無敵ですもの」
 応える涼子の声と表情には、少年への絶大な信頼がこめられていた。
 幼い頃から仲がよく、姉弟のように育った涼子と飛鳥は、成長するにつれて自然と愛し合うようになっていた。飛鳥の留学中も想いが揺らぐことはなく、ふたりの絆は強く結びついた。 
「はぁ……あんッ、ダメ……。へ、ヘンになっちゃう……」
 初めて感じる異様な感覚が、身体の奥からマグマの噴出のごとく押し寄せてくる。それは絶え間なく涼子の本能を刺激して発情状態へと追いこんでいく、頭が変になってしまいそうなほど強烈な性衝動だった。
 幼い頃から剣の修行に打ちこんできた涼子は、近ごろの女子高生にしては珍しく、性知識とも無縁で、オナニーすら経験なかった。純真無垢ゆえに、我が身を灼く昂りに免疫がなく、どうしていいかもわからない。ただ子供のようにすすり泣き、力なく首を揺さぶるばかりだ。
−あぁ……飛鳥、怖いの……。抱いて! 強く、私を抱き締めて……。
 胸を引き裂くような切ない感情に戸惑い、すがりつく相手を求めた。身体を襲う、この昂りを鎮めてくれる、優しい癒しの手を差しのべてくれる相手を−。悩ましい喘ぎ声をもらし、焦点の合わないトロンとした瞳で、目の前の少年に救いを求める。
 もはや、普段の涼子ではなかった。理性が麻痺し、激しい感情だけが彼女の精神を支配していた。
 ほんのりと桜色に上気した美貌のなんという悩ましさだろうか−飛鳥は苦しげに身をよじる恋人の表情に激しく感化されていた。 花びらのような唇から甘い吐息がもれ、聡明な瞳も熱い涙に潤んでいる。全身に噴き出した汗のせいか、あえかににすすり泣く涼子の身体からは、甘ったるくも悩ましい体臭がたち昇っていた。
 牡の本能へダイレクトに突き刺さる刺激が、少年の心を揺さぶった。
 興奮がどんどん高まっていくのがわかる。理性で抑えようとするが、いかに天才児とはいえ、まだ15歳−思春期真っ盛りである少年の精神には不可能だった。
  愛しさが衝動となった飛鳥はトライコーダーを放り出し、胸を喘がせる涼子の身体に覆いかぶさった。
「あぁッ……飛鳥ぁ……」 
 強く抱き締められ、涼子の喘ぎがか細く震えた。
 長いキスの後、少年は息を弾ませ、愛しげに涼子へ囁いた。
 頬を濃く染め、嫋々と喘ぐ表情は、普段の彼女からは想像もできないほどはかなげだ。
「涼子さん、大好きだよ……僕、涼子さんが欲しい……」
 愛しげに囁く飛鳥の手が、首を揺する涼子の制服を脱がせていく。
「あぁ……飛鳥、だめ……恥ずかしいの……」
 興奮状態にある少年の力は強く、今の彼女では太刀打ちできない。
 あっさり押さえつけられた身体から小さな布地が毟り取られ、ついに一糸まとわぬ姿と剥かれた。しなやかな身体とは対照的に、白桃のような乳房は瑞々しく熟れ、重たげに弾む。その先端には、淡いピンクの突起が恥じらうように尖っていた。腰のラインにはまだ硬い感触が残るものの、ヒップのふくらみはさすがにチャーミングな女っぽさが匂いたつ。
 初めて目にする恋人の裸身は、想像していたより何倍も美しかった。飛鳥はうっとりとした表情でつぶやき、清浄無垢な肌を優しく愛撫する。
 照明の輝きと瞳のくるめきとで、抜けるように白い涼子の裸身は目映いばかりだ。すべすべと肌理細かく、それでいてしっとりとてのひらに吸いついてくる。それがうっすらと汗ばみ、なんとも言えず悩ましい光沢と芳香を放っている。
 涼子は、少年の目にすべてをさらす恥ずかしさに上気を濃くし、長い睫毛をフルフルと震わせた。恥ずかしいところを隠したいが、四肢は力が抜けたまま自由に動かない。
 飛鳥は、ぷるぷると柔らかい乳房を両手で優しくくるむように揉みたて、瑞々しく張り詰めたふくらみに頬を擦りつけた。幼児のように柔肌にむしゃぶりつき、強く吸いたてる。
「はぁ……あぁんッ! ダ、ダメ……う、うぅんッ」
 涼子はたまらず甘い声をもらす。強く吸いたてられるうち、乳房全体が心地よい熱に包まれて、痺れてきた。
 「あぁ……いや、恥ずかしい……見ないで、飛鳥ぁ……」
 飛鳥は胸を高鳴らせ、白い太腿をいっぱいにはだけた。大切なところをさらしだされた涼子はか細い泣き声をもらし、くなくなと首を揺する。
 初めて目のあたりにする、恋人の秘苑の清らかさに、飛鳥の興奮はさらに高まった。
 愛らしい恥丘に萌えるひと摘みの繊毛、サーモンピンクの秘裂……美しい面立ちに似合った、可憐な処女のたたずまいだ。
 一心に見つめる少年の瞳が、欲望も露にギラギラと光る。……熱い息を弾ませ、両手で秘唇をそっとくつろげた。小さな割れ目がめくれ、初々しい色をした粘膜がさらされる。恥ずかしげに開いた秘裂から、愛液がトロリと滴った。
「あッ、あぁんッ……いやッ、そんな……」
 誰にも触れられたことのないところを少年の指に責めつづけられて、涼子は甘美な電流で全身を貫かれ、頭の芯まで痺れるのを感じた。
 飛鳥はそんな涼子の反応にますます昂りながら、、熱い蜜でヌルヌルとなった秘裂に指を差し入れて、かきまわす。異常に過敏になっている粘膜を刺激され、ヒクつく秘裂の奥から愛液がとめどなく湧き出し、少年の指に絡みついた。
「こんなに濡れて……僕が舐めてあげる……」
 飛鳥は舌をいっぱいに差し出し、秘裂にそって繰りかえし舐めあげた。 両手で、脚の間に埋められた少年の頭を押しのけようとするが、力が入らない。逆にさらなる愛撫を求めるかのように、髪をかきむしるばかりだ。もどかし思いが、涼子の心の琴線をかき鳴らす。
−あぁッ……飛鳥が私のアソコを舐めてくれる……恥ずかしいけど、感じちゃうッ!
  一心不乱な少年の舌責めに身を委ねていると、身も心も溶けてしまいそうな悦びに包まれ、同時に狂おしいまでの愛しさと切なさが胸に溢れてくる。涼子は、自然に腰を持ちあげ、悩ましくうねらせた。
「あぁッ、好き、大好き……飛鳥ぁ……」
 「ふあぁッ……はぁあッ、あぁああああーんッ!」
 飛鳥は、激しい痙攣とともに匂いの強い熱い飛沫が秘裂の奥からほとばしったのを、舌先に感じ取った。
 初めて体験した絶頂の激しさに意識を飛ばされた涼子は、喉を引きつらせて、四肢を細かく震わせていた。      
 はだけたままの下肢を縮めると、恥ずかしげに裸身を横に伏せてしまう。乱れた黒髪がしどろに貼りついた顔は色っぽく上気し、消え入りそうに蕩けた表情には、普段の凛々しさはなかった。満面を彩るのは、愛する男にすべてを許し、愛される悦びに酔った女の惚れぼれするような可憐な美しさだった。
「涼子さん……僕のも、舐めてよ……」 
 涼子の股間から離れた飛鳥は、小刻みに震える愛らしい口もとへ、いきり立った自分の分身を突きつけた。
 初めて目にした男性器の勇姿に、涼子は声も出ない。紅潮した頬がさらに紅く染まった。
 美少年の男根は、逞しく豪然とそそり立っていた。少女のように可愛らしい外見に似合わず、長さ、太さともに並の成人男性のモノより、ひとまわりは大きい。
 少年のモノなど想像したこともなかった涼子は、しばらく怯え竦んでいた。が、……勇気を奮い起こし、白魚のような繊手を差しのべる。雄々しく勃起した肉棒をおずおずとさすり、指を絡みつけた。
 これが飛鳥の想いの象徴かと思うと、たまらなく愛しくなってくる。−飛鳥が、あんなに一生懸命してくれたんだから……私も、おかえしに気持ちよくしてあげなきゃ……。
 長い睫毛をフルフルとおののかせ、涼子は美しい唇を恐るおそるピンクの切っ先へ近づけていった。清浄な唇が弾けんばかりに大きくふくらんだ亀頭に触れた瞬間、飛鳥は脳天まで痺れるような悦びに貫かれた。柔らかくくすぐられるような感触に喘ぎをあげて、しなやかな腰をわななかせた。
「あぁッ、あぁんッ……」
 息を弾ませた飛鳥は、年上の恋人の横顔を隠す黒髪をすきあげ、自分のモノを健気に口唇愛撫する彼女の顔をうっとりと眺めた。「あぁ……こ、こんなことをする涼子を見ないで……」
 うわ言のように口走りながら、涼子は亀頭から太い肉胴にそって唇を這わせていった。
 初めてだけに技巧も何もない、きごちない舌づかいながら、年下の恋人の愛撫に応えようとまごころのこもったフェラ奉仕だった。 涼子はいわれるまま、唇をゆるめると、熱い息を吐きかけながら、口にあまるほどの亀頭を咥えこんだ。可憐な唇いっぱいに鋭く反ったエラを柔々と締めつけながらしゃぶりまわした。
 今まで考えたこともない、自らの淫らな行為に頭がクラクラする。深々と閉じた瞼までボウッと朱に染めた涼子は初めての口唇奉仕へ没頭することで、激しい羞恥を頭から振り払った。時折、飛鳥を上目づかいに見あげては、恥ずかしげにかぶりを振る。
「あぁ……すごく気持ちいいよ、涼子さん。溶けちゃいそうだ」
 飛鳥は陶酔しきった表情で腰を揺すり、恋人の口腔粘膜の温かく濡れた感触を味わう。
−私の口で感じてくれるなんて……嬉しい……。
  飛鳥の方も、ガマンの限界だった。そそり立った男根は脈打ち、股間で跳ねていた。……身を起こすと、咽び泣く涼子の上にのしかかった。
「あぁ……優しくしてね……お願い……」
 愛する人とひとつになる瞬間を迎え、涼子は少年の胸にすがりついた。
 消え入りたげな恥じらいの風情は、飛鳥の胸に愛しさを熱く湧き起こした。
 熱っぽく囁きながら、男根の切尖をはだけた秘唇の間へもぐりこませた。が、秘裂は溢れる愛液でヌルヌルと滑り、なかなか入り口を捉えられない。 破瓜に対する恐怖と、少年と結ばれる悦びがないまぜになり、激しい興奮となって渦巻いている。
 飛鳥もまた、……焦りながらも、ようやく小さな膣口を捉え、腰を突き出していく。ふっくらとした秘裂を押しひろげた亀頭部が、熱くぬかるんだ柔肉で包みこまれる。蜜にまみれて、収縮する秘唇に吸いつかれる快感が、少年の自制心のタガを吹き飛ばした。反射的に逃れようとする涼子を押さえつけ、一気に突き入れる。処女口を押しひろげて、ズブッと怒張がはまりこんだ。
「ひぃーッ……痛ッ! 痛いッ……くぅー……んあぁッ」
 そして、肉槍が純潔の証を貫いた瞬間、白い内腿に鮮やかな鮮血が飛び散った。
「だ……だいじょうぶ? 痛い?……」
「んッ……ううん、だいじょうぶ……気にしないで……もっと、きて……」
 固く閉じた瞼の端に大粒の涙を浮かべながらも、涼子は身体が裂けてしまいそうな激痛をこらえて、健気にいった。たおやかな腕で飛鳥の肩にすがりつく。 飛鳥は処女を奪った勢いのまま、ギチギチの秘腔を埋めつくした男根で、子宮を突きあげた。
「入ったよ……あぁ、涼子さんの中、温かい……」
 初めて知る女性の身体の気持ちよさに、恍惚と腰を揺さぶる。
「あッ、あんッ……飛鳥のも、すごく熱い……くぅんッ、うんッ!」
 逞しい脈動を子宮に感じていると、処女喪失の痛みが狂おしいまでの疼きへ変わっていく。自然と腰がうねり、喘ぎを嫋々ともらす。弱々しい声に煽られて、飛鳥は腰を激しく躍動させた。
 初体験に酔い痴れた表情で、うわずった声をあげながら、射精へ向けて腰を動かしつづける。
 子宮口まで貫く荒っぽい抽送を受け、……突きあげられるたびに、甘美な愉悦が胎内からほとばしり、身体が溶けてしまいそうなほど気持ちよかった。 先ほどとは比べものにならない大きな快感の波に翻弄された涼子は、激しく首を振りたて、もたげた腰をガクガクと揺さぶった。
「あ、あぁ……あ、飛鳥、飛鳥ッ、飛鳥ッ、飛鳥ぁーッ!」涼子は少年の体にしがみついた。
 飛鳥もまた限界となっていた。
 熱い快美感の矢で腰を貫かれた飛鳥は、ついに射精の引き金を絞った。
−あぁッ……熱いッ! お腹が灼けちゃうぅッ……。
 胎内深くへ男の射精を浴びせかけられ、涼子もまた昇りつめた。
 全身を痙攣させ、震える手で愛する少年の胸に顔を埋める。愛する少年と結ばれ、女の悦びを知った美少女の表情は、内から光り輝かんばかりの表情は、まさに天使のように美しかった。
「……あ……飛鳥ぁ……」
「……涼子……さん……」 
 陶然とした声で名を呼び合った、ふたりは絶頂の余韻を噛み締めるように長い長い口づけを交わした。
         

「エンジェル・セイバー」第2章から抜粋、要約

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