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西部辺境に広がる砂漠の只中で唯一水と生命にあふれる大オアシス。その傍らに拓かれた街<ヤタガマ>。 辺境ブロック最大の交易都市であるこの街は諸方から訪れ、様々な人間でにぎわっていた。 しかし、この街には、他の辺境地区同様、流れ込んで来た凶悪犯罪者たちが集う、犯罪都市という一面があった。ある者は禁制品を密輸し、ある者は交易隊を襲撃する。 そんな彼ら犯罪者相手に戦い、町の安全を守る治安士たちの中にひとりの少女の姿があった。彼女の名は、ナディア―若干17歳ながら『紅のリンクス』の呼び名で知られる、 二級治安士だ。魔法カードと父の形見の拳銃を手に毎日のように犯罪者を負っている。 久しぶりの休暇を楽しむナディアを予期せぬ事件が待っていた。エルフの少女の襲撃を受け、捕らえられたナディアは幼い姿に似合わぬ、妖しい笑みを浮かべた少女に嬲ら れ、ついにはアヌスを犯されてしまう。ナディアを犯しながら妙齢の美女へと変化した、その少女の正体はエルフの賞金首『死天使』の片割れ・ブライトリング=ユーリィだった。 苛烈な凌辱のショックで気を失ってしまい、エルフ美女に連れ去られようとしたナディアを間一髪助けたのは、醍醐とその下僕のソアラだった。 醍醐の屋敷で目を覚ましたナディアだったが、凌辱された心の傷は深かった。励ます醍醐とナディアは、互いの思いを知り、結ばれる。 だが、幸せな時は長く続かなかった。醍醐と因縁深い『死天使』双子姉弟が屋敷を襲撃してきた。迎え撃つ醍醐と従僕の精霊獣姉妹。その激闘の中、ナディアは彼の秘めた 異能の力とその正体を知る。金色のオーラに包まれた彼は、強大な力で『死天使』姉弟と戦う、『スレイヤー』と呼ばれる謎のハウンド―<賞金稼ぎ>に違いなかった。ショックを 受けるナディアはソアラともどもエルフ姉弟に捕らえられてしまう。 姉弟のアジトへ連れ込まれたナディアを襲う激しい凌辱。汚し尽くされ悲観に暮れる彼女は麻薬を打たれ、双子の操り人形へと変えられてしまう。 ナディアを人質に双子は、宿敵『スレイヤー』=醍醐をおびき出す。 罠と知りつつ、ナディアを助けに赴く醍醐。だが、その彼の前に現われたのは、双子に操られ、醍醐への刺客とされたナディア自身だった。意思を奪われ、冷徹な殺人マシンと なった彼女の猛攻に、反撃も出来ず苦戦する醍醐……。 如何にして彼女を助け出すか? ふたりの想いは……? |
| 久しぶり&マンドンナメイトに移っての新刊。 諸般の事情で、以前ナポレオン用に書いたもののあてもなく浮いていたものを、手直ししての刊行。 元々はヒロインのナディアより、醍醐の話として考えていたもので、ナディアはアウトローの醍醐を仇を狙う賞金稼ぎと、逆な設定でした。しかし、プロットを考えてみたら、 「これで簡単に収まったらウソだろ」というヘビーな話になってまったので、醍醐とナディアの関係に絞っていろいろと削ったり、変更したりして、まあ「女刑事」物ポルノによ くあるようなストーリーに落ちつきました。なんだかなぁ。 どうでもいい裏ネタ。 醍醐のネタ元は、バビル二世と超人ロック。だから三姉妹は「三つのしもべ」です(w) |
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