【WEB改訂版】

●ここに載せた小説は、はじめて書いたオリジナル(アニパロじゃない)のH小説です。タイトル通り1997年に全面改稿して同人誌に再び載せましたが、この度三度改訂し、「WEB版」として発表することにしました。極道ですねェ。さほど手間をかけずに、WEB版を作れるのがなかったんですぅ。再録の時は、倍くらいになったので、前後に分けて掲載したので、どちらかしか読んだことのない人もいると思います。またまた書き足しなど行っているんで、同人誌を持っている方でも、それなりに楽しめると思います。
 短 くまとめるためと、ストレートな話の方がいいんじゃないかなと考えて、少々ご都合的に飛ばした内容になってます。構想だあ る新しい続編を合わせれば、軽く1冊分になるくらいのストーリーになるんですけどね(今のところ書く予定ナシ)。ま、これはこれで気入っています

                       工藤俊彦


 父の四十九日も過ぎた、ある日の午後。
 慎史は、主のなくなった書斎に、ひとり佇んでいた。
 幼い頃から、この部屋は彼の憧れの空間であった。何冊もの書籍が本棚に並び、重厚な机が窓の前に置いてある。窓から差し込む陽を背に受けながら読書する父の姿に、彼はいつも深い憧憬の思いを抱いていた。
 しかし、もうこの部屋の主はいない。
 癌に犯された父は数年の入院生活の末、この部屋に戻ることなく死んだのだ。
 長い間の苦しみを思えば、あっけない最期だった。死の瞬間の、意外にあっさりとした光景はまだ記憶に新しい。  病に苦しんでいた印象が強いせいか、正直救われたような気がする。その時、彼が考えたのは自分自身の悲しみよりも、これで毎日のように病院へ出かけ、父の身の回りの世話をしていた姉が解放されるということだった。 
 最後の刻、父の瞳は『先に行っている』と告げたように、慎史には見えた。
 そして、葬儀の後、書斎の机から自分宛の手紙を見つけた。
 中身は、小さな鍵がひとつ−。
 それが書斎にある戸棚の引き出しの鍵と判明するのに、時間はかからなかった。
 高鳴る胸を鎮めつつ、慎史は長い間閉ざされていた扉を開けた。
 中に入っていたの物は、埃にまみれた書類サイズの封筒とボストンバッグ。封筒の中身は、数十枚もの写真の束であった。
 だが、その紙片をみた慎史の目が驚愕に見開かれた。
 写っていたのは、全裸の男女−繋がった性器までバッチリ写った、洋物ポルノ顔負けのハードな物だ。
 もっとも、彼とてウブな少年でもない。AVから裏ビデオまでいろいろと、そのテのものは観てきている。たかがポルノ写真くらいじゃそんなに驚きはしない。
 彼を驚かせたのは、なによりも裸身を絡み合わせているのが、若き日の父と母だった事だ。しかも、SMプレイのものが大部分で、裸身を縛り上げられ、鞭打たれ、或いは溶けたロウを垂らされて苦悶する若い母の姿があった。
 写真の裏に記された日付からすると、結婚前から慎史が3歳の頃までものらしい。その頃、母が事故で死んでいるから、これはふたりの愛の記録のすべてといっていい。
 バッグの方は、鞭やバイブレーターなどSM小道具とロープ。どれも使い込まれ、麻のロープなどは汗と脂で黒ずんでいた。
 あの寡黙な父にこんな趣味があったとは−! あまりにも意外な物を発見した衝撃に慎史は驚き、しばし声もなかった。しかし、淫猥な写真の数々から目が離せず、息を呑んだまま母の痴態を食い入るように見つめた。
 今でこそSMプレイはそれほど異常な行為でもないだろうが、ふたりの若い頃には、それこそ口にするのも憚られる変態的行為だったろう。
 在りし日の父母の愛の交歓の情景に、彼は不思議と嫌悪感を感じず、むしろ美しいと、感動すら覚えた。
 激しい興奮が彼を包み込んでいた。縛り上げられ、苦悶の表情を浮かべるうら若き母の痴態を見つめる彼の胸中で、はじめて感じる激情が渦巻く。身体を流れる血がザワザワと騒ぐのが感じられた。股間は大きく膨らみ、熱を孕んでいる。
 両親の情交写真を手に、慎史は勃起した男根を取りだし、しごき立てた。
 幼くして喪った母の記憶は、あまりない。しかし、包み込まれるような乳房の温もり、柔らかさ……甘い体臭……意識の奥底に刻み込まれた記憶が鮮明に蘇った。
−母さん……母さん……。
 すべてを隠すことなくさらし出した、亡き母のあられもない姿をみながら、慎史は激しい自慰に耽った。実母を自慰の対象にしている背徳の意識が刺激的で、激しく興奮をかき立てる。生々しいくせに、捉えようとするスルリと逃げる、蜃気楼のように漠とした記憶を辿り、慎史はいつしか、母親をひとりの女として感じていた。
 実の母をオナペットに自慰に耽る彼の目に、一枚の写真が留まった。気をやった直後なのか、美しく上気し、心地よさげな表情を浮かべるその表情は−。
「姉さん……あぁ……」
 それは姉・真澄と瓜ふたつであった。幼くして母を失った彼を代わりとなって慈しみ、育ててくれた3つ年上の姉。清楚で美しく、優しい姉−慎史にとって、『母』とは真澄の事であった。
 彼の中で何かが急激に膨れあがった。脈打つ肉棒をしごく手が早まった。勃起は熱く、大きな欲望を漲らせ、ビクッビクッと別の生き物のように跳ねる。
「姉さん……真澄姉さんッ! うぅッ……!」
 脳裏に描いた母のイメージが、いつしか姉へと変わっていた。姉の名を呼びながら、慎史はいっそう激しく右手を動かす。
 腰の奥から痺れにも似た熱い衝動が、マグマのごとく噴きあがった。男根が跳ね、膨れ上がった亀頭の先から激しい奔流が迸った。腰の痙攣とともに、若い肉棒は何度も白濁の精液を吐き出し、濃厚な牡のエキスが床に飛び散った……。
 それから何度、この部屋にこもり、母の写真で自慰をくり返しただろう。
 脳裏に思い描くのは、いつも姉の容姿。柔らかく、美しい姿態は何よりも慎史の心を捉え、離さなかった。そして、その度に姉に対する許されざる愛情は深まり、熱く燃え上がっていた−。
 あの『運命の日』の事を思いつつ、慎史は背もたれの高い大きな椅子に身体を預け、ポケットから取り出したキャビンに火を点けた。大きく吸い込み、ゆっくりと煙を吐き出す。
 書斎机の引き出しから件の封筒を取り出すと、紫煙をくゆらせながら、写真の束をじっと見つめる。
 あれからずっと父の遺した写真の意味を考えた。そして、慎史は、これが寡黙な父の胸に秘められていた妻への偽りのない『愛』と理解した。
 同時に、それは父から息子へ、いや己と同じ血をひく後継者へ託した遺言だとも−。
「親父の血は、あなたの望んだ通り、僕の中にひき継がれているよ……」
−受け継いだ血のままに生きろと言うのならば、望むところだ……。もう、止められないからね……。
 窓の外を見やった慎史の眼差しには、ある決意が秘められていた。
 父の遺産は、慎史に己の中に流れる血を教え、長い間胸の奥に押し込めてきたある想いを改めて自覚させた。
「もう止められないよ。僕は姉さんを……真澄姉さんを僕のものにする」
 彼は今、真澄を血の繋がった実姉ではなく、ひとりの女性として愛していた。
 犯し難い程清らかで聡明な、慎史にとって女神に等しい女性……姉・真澄の微笑みを浮かべる花のような相貌は、心に刻み込まれている。
 二十五歳の割におっとりしているが、十代の少女のような可憐さも合わせ持つ真澄は、長年、姉として、母として慎史の面倒をみてきた。物静かな控えめな性格が災いしてか、聡明で容姿端麗にもかかわらず、恋人のひとりもいない。
 となれば、未だキスもしたことのない、文字通り純真無垢な処女だろう。
 だが、それも今日までだ。
 今、彼の胸は、最後の一線を越える決意に燃えていた。
 その日から慎史は、いつもと変わらぬ生活を送る一方、密かに計画の準備を進めた。         
 そして、数日後……。
「いつまで寝ているの、慎史−いい加減、起きなさい」
 ドアをノックする音ともに、澄んだ声が慎史を微睡みから覚醒させた。
 窓から差し込む白い光が眩しい。寝ぼけ眼で枕元の時計に目をやると、針は午前十時近くを指していた。
「小説の仕事もいいけど、ちゃと睡眠もとらなきゃ、身体壊すわよ」
「ああ……ノリがよかったから、ついね」
 ポットに残っているコーヒーを愛用のマグカップに注ぎ、母親のような姉の言葉に真史は応えた。熱い液体を一口飲むと、テーブルの上に用意された朝食を食べ始める。
「じゃ、いってくるわね……ちゃんと講義受けなさいね」
「わかってるって」 
「どうかしらね……」
 表向き素直な慎史の言葉に苦笑した真澄は鞄を手にし、大学院へと出掛けていった。 慎史は同じ大学の3回生だ。しかし、あまり熱心な学生とは言えず、学校に行っても講義は自主休講ばかりで、サークルの部室で小説ばかり書いている。まだ学生ではあるが、彼は一応プロの小説家であった。高校生でデビューし、若手ではそこそこの有望株と目されている。
 真澄を見る表情は、美しい姉を慕う、おとなしい弟そのものであった。
 そして、仲のよい姉弟としての、最後の朝だった。
 夜になった。
 夕食を終えた慎史は部屋にこもり、獲物を狙う肉食獣のごとく、チャンスを待った。 時計は十二時をさそうとしている。
 真澄の日常の行動はすべて把握している。就寝前のこの時間、姉は入浴。そして、風呂あがりは、リビングでバスローブ一枚の姿でくつろぐのがこの時期のパターンだ。         
 バスルームから出たばかりで無防備なところが狙い目だ。
 かすかに聞こえる水音を聞きながら、慎史は姉の裸身を思い描いた。
 シャワーノズルから噴き出した湯が肌を濡らし、艶かしく光らせる。身をよじる度、形よく盛り上がった両の乳房が重たげに弾み、張りのある乳肌に飛沫が飛び散る。
 透明な湯の筋は重力に引かれて贅肉のない鳩尾から丸みのある下腹へ流れ、柔らかい茂みから滴り落ちる。艶光る黒髪を濡らした流れは、背中を伝わり、豊かな、それでいてキュッと引き締まったヒップの谷間からムッチリとした太腿へ流れ落ちていく−そんな艶姿を想像するだけで慎史の股間は熱を孕み、痛いほどに高く勃起した。
 今にも飛び出し、浴室の姉に襲いかかりたくなる激情を抑えつけ、彼は手にした黒いスタンガンを握り締めた。
 冷たい無気質な感触が猛る心を、冷静なハンターへと引き戻した。
 指がトリガーを押す。パチパチ……きらめく青白いスパークが蛇のようにのたくる様子を、慎史はジッと見つめる。
 脳裏に『やめろ!』と理性が叫ぶ声が響く。『こんなことをすれば、すべてを失うぞ』とも言う。
だが、か細いその叫びは強固な決意に押し潰された。 
 もう、誰にも止められない−シャワーの音が止んだ瞬間、慎史の頭から最後の迷いが消えた。
 スタンガンを背後に隠し、部屋を出る。階段を降りた右手が浴室だ。
 慎史が階段を下りた時、浴室のドアが開いた。
 奥からバスローブに身を包んだ真澄の姿が慎史の前に現れた。髪を洗ったのか、長い黒髪をまとめ、タオルを巻いている。
「あら、慎史。お風呂、入るの?」
「うん、まぁ……」
 湯を浴びた白い肌がほんのりと桜色に火照っている。思わず息を呑むほど、艶めかしい姿だった。
 傍らを通り過ぎようとする真澄の身体からホディシャンプーの芳香がほのかに漂って、慎史の鼻孔をくすぐる。
 それが引き金となった。
 すれ違いざま、慎史は右手のスタンガンのトリガーを押しつつ、真澄の腰の後ろへ当てがった。
 短い悲鳴をあげた真澄の身体が跳ねるように硬直し、一瞬後ガクリと崩れ落ちる。倒れたショックでタオルがほどけ、濡れた黒髪が床に広がった。
 慎史は失神した姉の身体を支え、両手ですばやく抱きあげる。
 自分より小柄な身体はほっそりと華奢だが、肉付きはほどよく、女性らしい柔媚さに満ちていた。
 すべすべとした頬に口づけしながら、姉の身体を抱き締め、愛しげに撫でまわす。
−やっと手に入れた……これから姉さんを僕だけのものにするよ。愛してる……誰よりも愛しているよ、真澄……。
 花びらのような唇にそっとキスする。その溶けるように柔らかく心地よい感触に、慎史の心はなお熱く昂ぶった。
 気を失った姉を足早に自室へ運び込み、ベッドへ寝かす。
 弾む息を抑えつつ、バスローブの乱れた襟元に手をかける。乱暴に引きはだけ、むしり取るように脱がせていく。ふたつの膨らみがプルンとまろび出て、濡れた柔肌が照明に白く輝いた。湯上がりの肌はうっすらとピンクに染まり、艶やかで張りがある。感触は極上のシルクのごとく滑らかで柔らかい。
 女神のごとく美しい、実姉の肌に慎史は心奪われた。
 染みひとつない繊細な肌へ口づけしつつ、乳房を優しく愛撫する。細みの身体には不釣り合いなほど豊かな巨乳は若々しい張りに満ち、やわやわと揉みしだく慎史の手の中で変形し、弾んだ。 瑞々しいながらも、女性として十分に成熟し、たっぷりとした量感に溢れている。膨らみの頂きには愛らしい乳首がチョンと尖っている。
 たおやかなボディラインは、ウェストで細く絞り込まれ、豊かなヒップへと続いている。ヒップの丸みと豊かさは、乳房に負けぬほど美しく、優美であった。
 適度に脂の乗った両脚もスラリ長く、絶妙の脚線美を描く。むっちりとした太腿の付け根、丸みのある下腹には楚々とした茂みがある。全身、白い大理石の彫像のような美しく滑らかな白皙なだけに、艶光る黒いその部分だけがことさら目立ち、妙に淫らな印象を感じさせた。 
 慎史は真澄の太腿に手をかけ、いっぱいに引きはだけた。母のように慕った姉の秘部があられもなくさらし出される。
 濡れた陰毛が貼りついた、ぷっくりとした恥丘の下に秘花がひっそりと息づいていた。淡い、清らかな佇まいは、まさしく無垢の処女のものであった。
 可憐な秘苑を目の当たりにし、慎史の胸は激しく高鳴った。美しい姉の秘められていた部分を初めて目にする男となった感動が、残忍な征服感と共に全身を駆け巡る。
 しばらくは、意識も戻らないはずだ……そう思い猛る思いを押し止どめた慎史は、自分も裸になった。
 股間のものは固く勃起し、トレーナーを突き破らんばかりにそそり立っていた。

 頭がクラクラするほど興奮していた。
 心臓が破裂しそうなほど激しく鼓動を打ち、若さを漲らせた怒張は灼けた鉄棒のように熱く、はち切れんばかりだ。
 姉への想いを振り捨てようと何人かの女性と関係を持ったが、そんな捨て鉢なSEXは味気無く、少しも悦びはなかった。むしろ空疎なおもいばかりが募り、却って姉への禁断の愛を深めるだけであった。
 しかし今、彼の眼前には最愛の女性が、彼の愛撫を待ち侘びるように横たわっている。息を呑み、無防備に投げ出された美しい裸身に覆いかぶさっていく。両手で白い乳房を撫でまわし、吸い付くように柔らかく、弾力に満ちた感触を掌で味わった。
−ああ、これが姉さん呑んだオッパイなんだ……。
 童貞少年のような感動に震えながら、実姉の乳房の感触を味わう。
 母性に満ちた胸の谷間に顔を埋めるようにして頬擦りしながら、甘い香りのする乳肌を吸いたてる。スベスベと肌理の細かい肌はしっとりとしていて、心地よかった。たぷたぷと揉みながら、先端の乳首を口に含む。母乳を吸う赤子のようにむしゃぶりつき、豊かな乳房を夢中になってむさぼった。舌先で転がすように舐めまわしては、チュウチュウと吸いたてる。溢れた唾液でベトベトになった白い美乳が、蛍光灯の明かりにヌメ光った。
 滴る唾液の筋を舐めとるように、舌が丸く張りつめた乳房の下部のラインを這いまわり、唇が吸いつく。胸元からほっそりとした首筋まで、赤いキスマークが花びらのように散った。
 乳房を堪能した慎史は、ゆっくりと下へと移動していった。へこんだ鳩尾を舐め、縦長の愛らしいヘソに口づけする。細くくびれたウェストから意外なほど豊かなヒップを撫でまわしながら、柔らかい下腹へも口づけの雨を降らした。ほのかに漂うボディソープの残り香と体臭が交ざりあい、えも言えぬ芳香となっている。
 慎史ははだけられた両太腿の間へ顔を埋め、息づく秘密の雌花を陶然と鑑賞する。露を結んで萌える草むらの蔭、ふっくらと柔らかい秘唇は慎ましくぴったりと閉ざされ、割に幼い印象だ。寄り添った透き間から、清楚なピンクの粘膜がチラリと内側の果肉から覗いている。
 狂おしいほど焦がれた愛しい姉の秘苑である。
 もうすぐ、この中に己の分身を埋め込むことができる。だが、まだその時ではない。もっとじっくりと姉の身体を味わってからだ。若い情欲を我慢しつつ、慎史はスラリと長い、美麗な脚を抱え込み、秘唇に口づけする。くり返しキスしては、舌先で秘唇のあわい目を何度もなぞりあげた。
 指先をぷにぷにとした大陰唇へ添えて左右にくつろげると、無垢の粘膜が彼の目の前にさらし出された。重なり合った襞肉がはだけられ、奥の秘口まで露になる。鞘状の包皮に包まれたクリトリスもツンッと頭をもたげた。
 繊細な秘肉を慎史は味わうようにゆっくりとねぶりまわし、吸いまわした。舌は襞肉の奥まで入り込み、ヒクつくちっちゃな秘口を捉える。愛情たっぷりに舐めしゃぶりながら、指先でちっちゃな秘芯を包皮の上からこねくり回す。コリッとした小さな突起は、弟の指による刺激にいつしかムクムクと膨れ上がり、愛らしくしこってきた。
 敏感な感覚器官を保護する包皮に指を添え、根元まで剥きあげる。ルビーにも似た肉芽を吸い、舌先で転がすように舐める。
 同時に、指先でヒクつく処女口を優しくマッサージする。ポッテリと充血した淫唇も、いつしか滲んだ愛液でヌルついていた。意識がなくとも成熟した肉体は刺激に反応してしまうのだろう。
 思ったよりも敏感な反応に、慎史はほそく笑んだ。
「……う、ぅん……はぁあん……」
 無意識のまま。真澄の唇から声が漏れた。
 艶っぽいその声に、慎史は愛撫に熱を込めていった。締まった処女口へ舌をさし入れ、小粒なクリトリスをはさんだ指でそっとしごきたてる。愛液は量を増し、弟の口の周りをべとべとに濡らした。甘ったるい、女の匂いがゆらゆらとたち昇る。
 細く漏れる喘ぎ声が色っぽく空気を震わせ、心を煽り立てた。
 初めて滴らせるだろう、悦びの証である処女蜜をすすった慎史は、柔らかくほぐれた秘口へ指先をあてがった。十分に濡れた秘口はきついながらも、わずかに力を入れただけで、彼の指を受け入れていった。しかし、指先の関節まで入ったところで、柔らかいが確固たる障壁に突き当たった。処女膜だ。姉が、まだ男を知らぬ、無垢の身体であることを確認した慎史は、言い知れない悦びと興奮に胸を高鳴らせた。
―僕のために、綺麗な身体のままでいてくれたんだね。姉さん……嬉しいよ。
 傷つきやすい粘膜を破ってしまわないように、慎重にさし入れた指を動かし、狭い秘壷をかきまわす。同時に、クリトリスを口に含み、執拗にしゃぶりまわした。
「あッ……あひ……! あぁッ!……」
 強く秘唇を吸い上げた途端、気を失ったまま真澄がか細い声をあげ、ぷるぷると腰を震わせた。指を咥えた秘口がキュウッと締まり、吸い込むような蠕動を起こす。淫らに収縮する肉壷の奥から熱い愛液がトロリと溢れ、咥えた指先を浸した。
−イッたんだ……!
 ほンの軽いアクメの反応であったが、姉を自分の愛撫でイカせたことに、慎史は感動にも似た感情を覚えた。
 同時に、豊かな感受性を秘めた肉体に愛しさを深める。
 細かい痙攣が収まるのを待って指を引き抜くと、ヒクつく秘口の奥から愛液が糸を引いて流れ出てきた。ほのかにたちのぼる甘い性臭が、頭の芯を痺れさせる。シーツまで溢れる愛液をすするようにして、秘裂のすみずみまで綺麗に舐めまわす。
 愛しくてたまらないとばかりに、慎史の唇がしこった秘芯に口づけするとひき攣った声を漏らして、真澄は身体をわななかせた。
 念入りの前戯で、姉の処女肉を堪能した彼の忍耐は、いよいよ限界へと達していた。 
 最愛の女性を獣のようにただ貪るように犯すのではなく、じっくりと時間をかけて愛したかったが、若い肉体は、温かく濡れた秘腔を貫き、奥の子宮へ精液を注ぎ込まんと猛りきっていた。
 息を弾ませながら膝裏に手を添え、はだけた両脚をM字に押さえ付ける。下半身が上向きになり、秘裂が勃起した男根の直前にさらされた。
 透明な愛液に濡れ光る割れ目へ破裂しそうなほど膨れた亀頭の先端をあてがい、初々しいピンクの淫唇の間にもぐり込ませる。
 ピンクの襞肉は絡みつくように柔らかく、亀頭が蕩けそうに心地いい。しばらく切っ先を秘唇を擦り付けるようにして濡れ肉の感触を味わった。
−さあ、これから姉さんの処女、僕が奪うよ……。
 秘唇をはだけ、肉棒の先を慎ましげに口を閉ざした膣口に突き付けた。愛液の滲んだ秘肉の熱いぬかるみにおもわずイッてしまいそうになるのを必死に堪える。
 男根のサイズに比べ、あまりにも小さく、無理やりねじり込んだら裂けてしまいそうに可憐な処女口だ。
 だが、もう止められない。
 右手をいきり立つ肉棒に添え、腰に力を込めて突き出す。が、溢れた愛液でヌルヌルしていても、何物も異物を受け入れたことのない処女口は堅く、膨れ上がった亀頭の先端がわずかにめり込んだだけだった。
「……うぅんッ! くッ……」
 未開の秘孔に男根をねじ込まれる痛みに、真澄が目を覚ました。
「あぁッ、痛ッ! くぅ……慎史?」
 処女を奪われようとしたその瞬間、真澄はぼんやりと瞼を開いた。だが、突然の激痛と自分の上に覆いかぶさっている弟の姿に混乱し、事態が掴めない。
「えッ? まさか……や、やめてッ! 慎史ッ……痛い……ひぃいッ!」 
 自分の身に何が起きているか悟った真澄は、身をよじって逃れようとする。
 が、押さえつけられた下半身は痺れたように自由にならない。気を失っている間に達した絶頂の余韻に加え、電撃の効果が残っているのだ。
 抵抗もできず初めて知る痛みにさらされた真澄は身も心も凍りついた。血の繋がった実弟に犯される背徳の恐怖が襲ってくる。
「い……いやぁッ! やめてぇッ……慎史、やめて、お願い!」
 自然と涙が溢れ、声が震えた。いけない。逃げなければ……と思うが、身体はまったく言う事をきかない。
「やめないよ、姉さん……僕は、ずっと姉さんの事が……」
 慎史は弱々しく抗う姉を力いっぱい押さえつけながら、昂ぶった声をもらす。
「ダメッ、慎史……私たちは姉弟なのよ……いけないわ。やめなさいッ」
 姉としての命令だったが、覚悟を決めた慎史にはなんの効果もなかった。
「姉さんの処女は、僕がもらう……姉さんを僕だけのものにするよ」
 と、耳元に囁きかける。静かだが、冷徹な決意を秘めた口調だった。
「いやぁあああーッ!」
 信じ難い弟の宣言に、真澄は哀切な悲鳴をほとばしらせた。華奢な身体のどこにこんな……と思わせるような激しさで必死の抵抗をみせる。
 蹴り上げた足が偶然、慎史に当たり、押さえ付けていた力が緩んだ。
 咄嗟に身を躍らせ、慎史の下から逃れる。が、下半身にまったく力が入らず、へたりと床にへたり込んでしまう。這いずっていこうとしても、両腕もまた普段の半分も力が出ない。肘がわななき、崩れ落ちた。
 その背後から飛びついた慎史の腕が細いウェストを捉え、豊かなヒップを抱えるように再び押さえ付けた。予想もしなかった姉の抵抗に、慎史の中の雄が刺激された。
 獲物を捕らえる肉食獣さながらの凶暴さが彼の心を支配していた。
 満足に動けぬまま、真澄は必死に逃れようともがく。が、野獣と化した彼は抵抗をものともせず、そのまま後ろから白い裸身にのしかかっていった。
 荒々しい息を吐きながら、男根を無防備にさらけだされた姉の秘裂にあてがった。
−血の繋がった実の弟に犯される……!
 真澄は、荒々しい息を吐きかける弟の怒張が、誰にも許したことのないところに突き付けられたのを感じた。初めて知る男の器官の大きさ、硬さ、そして熱い脈動が、彼女を恐怖で縛り付けた。
「姉さんッ−!」
 慎史の腰が突き出され、秘唇の間にもぐり込んだ怒張がズブッとさらに突き込まれた。秘孔が無理やり押し広げられ、大きな亀頭がゆっくりとねじ込まれてくる恐ろしい感覚に、真澄の美貌がギュッと歪む。
 処女の本能か、押さえ付けられた身体が逃れようと足掻く。が、四つん這いに押さえ付けられ、防ぎようのない背後から犯されては、彼女になす術はなかった。
「慎史、許して……くぅッ……」
 真澄は、首を振り泣き声をあげる。しかし、か細い哀願の声も禁断の愛に猛る慎史には届かなかった。
 美しい獲物を両手で固めておいて、慎史はゆっくりと男根を突き入れた。狭隘な秘門を強引にこじ開ける感触が亀頭から伝わってくる。
「痛いッ、ひぃいー……ッ!」
 身を裂かれる激痛に真澄が悲痛な泣き声を噴きこぼす。反射的にシーツを掻き毟るようにしてずり上がるが、電撃に麻痺した身体はビクともしない。
 己の分身が愛する姉の秘肉を引き裂き、神聖な胎内に少しずつ確実にねじ込まれていく感触はかつてなく素晴らしい、最高の快感であった。痛々しい泣き声も、はかない抵抗も慎史の興奮を煽り立てる最高のスパイスに過ぎなかった。
 ズブッズブッ−小刻みに突き込む度、きつく締まった秘孔が押し開かれ、柔らかい肉襞の一枚一枚が激痛に悲鳴をあげているようだ。
「くぅッ! くッ……うぅ……! くぅうッ!」
 麗貌を歪ませた真澄は形よい唇を噛み締め、苦悶の呻きを漏らす。じっとりと滲んだ脂汗がヌメ光った。艶やかな長い黒髪もぐしゃぐしゃに乱れ、白い背中や細い肩に貼りついている。
 慎史がとどめとばかりに力を込めると亀頭は深く突き刺さり、真澄の純潔の証は無残に引き裂かれた。
「ひぃーッ……!」
 処女膜を突き破った勢いのまま、怒張は根元まで真澄の胎内深く、一気に貫く。容赦ない力で蹂躙された真澄の背筋が反り返った。
 灼けた鉄棒のようなものを打ち込まれた瞬間、引き裂かれた傷をえぐられる苦痛にひき攣った悲鳴をもらし、上体を支えている細腕ががくがくとわなないた。そして、奥まで貫いた男根の先端で子宮を突き上げられると、激しい衝撃のあまり目の前が真っ暗になり、ベッドの上に崩れ落ちてしまった。
「嵌まってくよ、姉さん……僕のが、姉さんのオ◎ンコに嵌まってるよ」
−やった! これで姉さんは僕のものだ……。
 姉の処女をこの自分が奪ったのだ。自分のモノが愛しい肉体の中に突き刺さり、沈み込んでいく様子は、想像以上に彼を興奮させた。 
 姉の苦しみも知らず、弟は有頂天であった。
 一方、真澄は、あまりのショックに声もない。痴呆のようにポッカリと瞳を虚ろにさまよわせ、口の端から唾液がこぼれる。激痛と哀しみと衝撃に頭の中が灼き尽くされそうだ。閉じた瞼から溢れた涙がシーツに小さな染みとなる。
 絶望に真澄の心はズタズタに引き裂かれた。レイプという形で処女を失うとは、しかも相手は実の弟……。信じられない真実に、激しい混迷に囚われる。
「うッ、ううぅッ……! ああぁ……」
 白い鼠蹊部を赤い筋が流れ落ちた。男根で貫かれた秘裂から破瓜の血―処女を失った証だった。
 己の怒張に貼りついた血の膜に、慎史は姉の純潔を奪ったことを実感した。狭い胎内一杯にねじ込んだまま、ギチギチ締め付けてくる襞肉の感触を味わう。しばらくすると、圧しひしゃげていた真澄の秘肉が慎史の肉棒に馴染むように蠢き、無数のミミズのように胴体に絡み付いてきた。その反応を感じ取った慎史は、ゆっくりと律動を始める。処女を失ったばかりの秘腔はきついばかりだったが、愛液と破瓜の出血のお陰で意外スムーズに動かせた。
「うッうッ……あくッ! 痛い……やめて、動かないで……」
 馴染み始めたとは言え、秘腔全体が疼痛に包まれ、わずかに捩るだけでも裂けてしまいそうだ。真澄の哀しい咽び泣きが、慎史の吐息と交じり、部屋中に響いた。
 慎史の律動が次第に激しさを増していった。往復運動にあわせて白い裸身がゆっくりと前後に揺さぶられ、シーツの上でのたうつ。感じやすい入り口付近の粘膜を硬い肉茎で擦られるうち、絶望に圧しひしがれた心とは裏腹に身体の方が反応し、秘口から新たな愛液が滲み、血でピンク色に染まった滴りが滴り落ちた。
「くぅッ! 痛ッ……あぁッ、許して、慎史……死んじゃう……」
 まろやかなヒップを高く掲げるようにしたまま真澄は、グッタリとシーツに突っ伏し、牝犬のように犯される。激痛とショックで身体は萎えきり、唇を大きく開いたまま、泣き声を切々漏らすばかり。
 これは悪い夢だ……。血の繋がった実の弟に凌辱されるなんて、夢に違いない−まさに悪夢としか言いようのない出来事だ。いや、そう思わなければ、気が狂ってしまいそうだった。
 だが、灼けた鉄棒で胎内を埋め尽くされたような熱さが、頭の芯まで響く凌辱の激痛が、流れる破瓜の血が、紛れも無い現実だと冷徹に宣言していた。
 身も心も無残に引き裂かれた真澄は、なす術もなく弟に犯されるまま泣き叫ぶ。
「思った通り、最高だよ……姉さんのオ◎ンコ。すごく、気持ちいいよ」 
 純潔を踏みにじられた姉の惨めな姿は、その気高いまでの美しさ故に身震いするような悦びを慎史にもたらした。
 母親代わりでもあった最愛の女性を一人の男として征服するサディスティックな快感に酔いしれた。すすり泣く真澄の髪を掴み、後ろへねじ向けた慎史は昂ぶった表情で姉へ囁きかける。
 耳朶を舐めしゃぶり、グラグラと揺れる頭を後ろへねじ向けて苦しげに喘ぐ唇を奪った。黒髪をかきあげ、細いうなじからシミひとつない白い背中へ口づけをくり返す。痛ましげにしなる背筋を上下に舐めると、そこが性感だったのか真澄は苦痛に呻きながらも、ブルブルッと背筋を震わせた。か細い喘ぎ声が、震える唇からもれる。
「もっともっと、愛してあげるよ。そうしたら、姉さんの身体はもっと素晴らしい、僕好みの身体になるよ。絶対……だって、分かるだろう?僕たちは同じ血を引いているんだ。他の誰よりも、深く結び付き合うに決まっているじゃないか! 一生離さないよ、姉さん」
 慎史は、長い間恋焦がれてきた美姉を我が物にした悦びとともに身体中にエネルギーが満ちるのを感じ、激しく突き入れる。
 まだまだ余裕がある。いや、姉が相手なら何度でも射精できるような気がする。
 浅く深く、また腰を回すように秘腔をえぐって、リズミカルな律動をくり返す。犯される真澄の口から途切れ途切れの泣き声が迸り、貫かれる秘裂から血に染まった愛液が飛び散った。
 ねじ込んだ男根の先端で、ゴリゴリと子宮口をこじると、張り出したエラが見えるくらいまで怒張を引き戻す。秘唇がめくれ返り、ドロッと赤い粘液がこぼれた。粘膜も肉棒も赤く染まり、抜けるように白い下腹の白との対照が生々しい。
 もはや抵抗の気配もなく、ただ苦悶の呻きを漏らす姉の身体をひっ繰り返した。
「あうッ……痛ッ、痛い……やめてぇ……ひッ、ひッ……」
 貫かれたまま身体を返された真澄は、胎内を埋め尽くした肉胴で秘肉を抉られる苦しみに泣き声を絞り出す。
 慎史は仰向けにした姉の身体に覆い被さり、再び荒々しい律動で狭く温かい肉洞へと怒張を深く突き入れた。張り詰めたヒップの感触とはまた違った、腹部の弾力を身体の前面に感じながらリズミカルに腰を躍動させる。汗にヌメる肉感的な太腿を抱え、ピッチをあげて子宮を突きあげた。
 深く貫く度、漏れる喘ぎ泣き、悶え声……。絡み付き収縮する肉襞の柔らかさ、狭い秘口の締まり具合。そして、亀頭で圧迫される子宮の感触……。夢でも幻でもなく、すべてが本物だった。
 彼はいま、実の姉と交わっているのだ。
 慎史は動きを止め、二人の身体が繋がった箇所をのぞき込む。下腹の目映い白さが目を打った。艶っぽく茂った恥毛の下に充血し、膨れ上がった秘芯がヒクついている。
 それを指先でつつくと、真澄が泣き声とともに裸身を震わせた。敏感な反応がおもしろく、半ば剥けた包皮を根元まで剥きあげて、なおもいたぶる。
 神経の集中した、女の急所を責める度、秘腔全体が震えるように収縮し、心地よい。さらに下方を覗くと、プリプリとした花弁がめくれ返り、粘っこい愛液を滴らせていた。小ぶりで、初々しいピンク色をした繊細そうな粘膜だ。それが無残に押し広げられ、中心の秘口は突き刺さった太い肉棒ではち切れんばかり……。
−やった……姉さんの処女を奪ってやった。僕が、姉さんの最初の男なんだ……。
 新たに熱い感情が慎史の身中を駆け抜けた。
 これから何度も姉を抱くことになるだろうが、この瞬間を一生忘れることはないだろう。姉にとっても、一生忘れられない瞬間のはずだ。いや、忘れられないほどの痕跡を刻み込んでやる……。
「ほら、血が出ているよ……これが姉さんの処女の証しだよ」
 押しひしゃげた秘唇を撫ぜた指先が血の色に染まった。陶然と囁きながら、純潔を喪った証を口紅のように姉の唇へ塗り付ける。
「もう……許してぇ……こんなのいやぁッ……」
「何言っているんだい、まだまだこれからじゃないかッ!」
 清楚で美しい姉が、身も世もなく泣き叫ぶ無残な姿に残忍な悦びも倍加し、慎史はわざと荒っぽく腰を突き入れ、秘腔をゴリゴリえぐった。
「あくッ! ンうぅッ……痛いッ、うンッ、ンッ、ンッ……ひぃんッ!」
 苦痛を訴える哀切な悲鳴が、噛み締めた唇から嫋々と漏れる。
 閉じた瞼から涙をこぼしながら、凌辱に耐える姉の弱々しい姿は、この上なく美しかった。その姿は、まるで悪魔の手に堕ち、その神聖を穢される聖天使さながらだ。犯されても穢されても、なお清らかさを失われていない。
 それが慎史の中に芽生えた、父親譲りの血を熱く刺激し、さらなる凌辱を誘う。
 もっと苛めたい。もっと泣かせたい。もっと愛したい……加虐に染まった慎史の精神がより深い悦びを求めて咆哮した。
「姉さん、まだ痛いかい?」
 顔をシーツに埋めたまま姉は唇を噛み締め、応えない。
「−痛いんだろ!」
 せめてもの、無言の抵抗に、ムッとした口調で怒鳴った慎史は深突きする。しかし、内心、サディスティックな悦びに瞳が冷たい光を放つ。
「−くぅうッ!」
 内臓までえぐるような容赦ない突きに真澄が迸らせた悲痛な苦鳴が室内に響いた。さらにたて続けに突きあげられ、しなやかな裸身が慎史の身体の下でのけぞる。
「ンあッ、あッ……あひッ、ん……ひぃんッ!」
 朱唇がわななき、悲痛な泣き声が琴線を震わすがごとく紡がれる。突き上げられる度、白い美体が弾み、汗の珠が飛び散った。
「姉さん、真澄姉さん……」
 慎史は、最愛の姉を犯しながらも、愛しげに名を呼ぶ。のしかかって悶える裸身を抱き締めると、慎史の胸板の下で豊かで形よい膨らみが柔らかく潰れた。
「姉さんはぼくのものだ……もう、誰にも渡さないよ……」
 荒い息を弾ませ、組み敷いた裸身の上でゆっくりと腰を律動させる。力なく揺れる首を抱え込み、凌辱に悶える美貌をつぶさに眺めた。
 柔媚な白い頬や額に貼りついたほつれ髪をかきあげては、キスをくり返す。
 溶けそうなほど柔らかい唇を強く吸っては、舌先を真澄の口の中へ差し入れる。清浄な唾液に濡れ、温かい姉の口腔を差し入れた舌で舐めまわした。絡めとった舌をひき抜かんばかりに強く吸い、しゃぶりながら、しゃにむに乳房を揉たてる。
 たっぷり一分後、慎史はようやく執拗なディープキスから姉の唇を解放した。透明な唾液が糸となり、ふたりの唇を繋ぐ。呼吸困難に陥った真澄は、フラフラであった。
−もう駄目だわ、私。弟とこんなことになってしまって……。
 歓喜に染まった慎史の瞳とは対照的に、禁断の愛に狂った弟との背徳の交わりに真澄の心は打ちのめされていた。
 わずかに残った気力ももはや潰え、ただ激しい凌辱に身を任せるしかなかった。力なく閉じた瞼を押し上げるように熱いものがとめどなく溢れだし、くぐもった嗚咽が絞り出される。
 一方、慎史の中で絶頂の予感が身体の中で膨れ上がった。姉の子宮へ熱い精を注ぎ込み、完全に我が物しようと激しく躍動する。突き込まれる男根で子宮口をこじられる衝撃に真澄の悲鳴が高まった。身体がバラバラになってしまいそうだ。
「いくよ、真澄姉さん……姉さんの中に、僕の精液を注ぎ込んであげるよ」
 実の弟の精子を、子宮に注ぎ込まれる−!
 慎史の言葉に真澄は恐れおののいた。
「ダメッ! 中に出さないで、慎史! 許してぇ……いやぁーッ!」
 実の姉が弟に犯されるばかりか、その子を身ごもる……おぞましい背徳に半狂乱で叫ぶが、真澄にはどうしようもなかった。押さえ付けられたまま凌辱から逃れることなどできず、彼女に残されたのは、子宮に弟の射精を受ける事だけであった。
 禍禍しい快感にわななく男根がズンッと子宮口を圧迫した瞬間、亀頭がググッと膨れ上がるのを真澄は胎内に感じ取った。そして、激しい胴震いとともに、弾けた。
「いやぁあああーッ……!」
 胎内へ慎史の精液が浴びせかけられ、子宮の奥へ熱い奔流が流れ込んでくるのを感じ取った美姉が絶望の悲鳴を噴き上げた。
「ぃや……あッ! 熱い……ッ」
 慎史は、愛する姉の清らかな胎内へ己の精を注ぎ込み、ついにその身を我が物にした悦びに全身をわななかせ、断続的に射精を続ける。
「うぅッ……うぅ……」
 長く続く射精を胎内に注ぎ込まれ、真澄は咽び泣いた。涙がとめどもなく溢れ、頬を濡らす。熱い粘液を浴びるたび、生まれてはじめて男の精に灼かれた子宮は、断末魔のごとく激しい収縮をくり返した。
 快感の唸りとともに最後の一滴まで注ぎ込んだ慎史の身体は、しばらく発作のような律動を繰り返していた。しかし、ほどなく真澄の上に覆い被さった体から力が抜け落ち、わななきが収まった。
 照明に照らし出された部屋に、ふたりの荒い喘ぎが絡み合う。
 グッタリと姉の上にのしかかったまま抱き締めた慎史は、組み敷いた裸身から力が抜け落ちていくのを感じ、今こそ愛しい姉を自分の物にした征服感を噛み締めた。
「うぅ……うぅッ……」
 虚脱した身体の奥に注ぎ込まれた熱い塊を感じ、真澄は絶望に泣いた。
−もう、おしまいだわ……。
 まさかこのような形で、純潔を失うとは……。夢見ていたような、最愛の恋人との愛情に満ちたSEXではなく、レイプという無残な形で−しかも相手は実の弟。血の繋がった者の精を子宮に注ぎ込まれてしまった。背徳の罪を犯した重みが、真澄の心に重くのしかかってきた。
 途切れ途切れの嗚咽を漏らしながら、その重みに押し潰されるように、彼女は弟の腕の中で気を失った。                                               
 甘美な射精の余韻に浸りながら、慎史はうっとりと瞼を閉じ、激しい快感と興奮の余韻に息を弾ませていた。
 これほどの快感は、はじめての体験だった。自分でも驚くほど大量に射精し、熱い秘肉に包まれた男根から腰までが、ドロドロに溶けてしまったかのようだ。
 ドッと噴き出した汗が流れ、姉の汗と交じり合う。SEXの後で熱く火照り、濡れた肌同士を密着させている感触が、これほど心地よいものだと初めて知った。愛しい者とひとつに結ばれた実感が、慎史の胸に湧き起こってきた。
 意識のないまま、ピクッピクッと小さく震える姉の身体を抱き締めた両手が動き、柔らかい裸身を確かめるように愛撫する。豊かな胸を両手で揉みながら、その谷間に顔を埋める。優しく押し返してくる乳房に頬ズリしては、すべすべの肌に口づけを繰りかえす。ちっちゃな乳首をチュパチュパと無心に吸いたてる様子は、まるで赤ん坊のようだ。
 慎史は手に入れたのだ。幼い頃に亡くした母親を。その代わりとなって慈しんでくれた姉を……。今度は、彼だけの恋人として、妻として、そして……性奴として。
 呼吸も静まると、ゆっくりと姉の身体の上から上体を起こした。姉の秘口を根元まで刺し貫いていた肉棒をひきずり出す。カリ首が狭い入り口を押し広げて出てくると、破瓜の傷口を擦られる痛みに、真澄は気を失ったまま低い呻きを漏らした。
 あれほど大量に射精したのに、血まみれの男根はまだ硬くそそり立っている。
 もっとひとつになっていたいが、やりたい事はいっぱいある。
 が、焦ることはない。姉の身体を心ゆくまで堪能し、調教していく時間はたっぷりあるのだ……。
 慎史は汗に洗われたように濡れ光る姉の裸身を、惚れ惚れとした表情で眺め入った。 その姿は、まるで海の泡からから生まれたばかりの人魚であった。
 精力に満ち溢れた慎史とは対照に、真澄は両脚をしどけなく開いた犯された姿のまま、か細い吐息を漏らして、のびていた。乱れた髪をしどろに這わせた頬に涙の跡が残っている。鳩尾には汗が蒼く光り、愛らしい臍は暴虐の嵐の名残に忙しなく波打っていた。輝く白磁の肌のそこかしこに紅いキスマークが刻まれている。白皙の肌は肌理細かいだけに、花びらが散ったような跡は色鮮やかであった。
 凌辱の跡は彼女の美しさ故に、無残を極めていた。楚々とした恥毛の茂みは踏みにじられたようにそそけ立ち、秘裂を染めた鮮血が、抜けるような内腿の肌まで濡らしている。治まらぬ痛みにヒクつく秘唇の奥には、太いモノで貫かれた狭口はポッカリと口を開いていた。
 そこから破瓜の出血に交ざって、白濁の精液がドロリと逆流していた。紅白のマーブル模様に染まった滴りが大量に溢れ、秘裂の下端から『蟻の門渡り』を伝わり、その下のアヌスにまで侵す様が哀れだ。
 それは姉を自分のものにした証だった。
 慎史の胸中に深い満足感が満ちる同時に、ゾクゾクと新たな興奮が込み上げてきた。怒張で処女肉を引き裂いた時の感触が股間に蘇ってくる。
 姉の胎内は温かく湿っていて、身震いするような加虐的な快さを伴っていた。処女を奪われた時の姉の泣き声や、背徳の行為を押し止どめようとする悲痛な叫びも、彼を痺れさせた。

 ベッドから降りると、パソコンデスクの脇の棚から、デジタル・カメラを取り出した。         
 枕元のスポットライトを撮影用ライトに代用し、ベッドに力なく横たわる姉を様々なアングルから撮影する。ライトを浴びて、裸身が輝いた。 
 処女を奪われ、血と精液にまみれた秘所は、特にアップで何枚も撮った。自分の男根を秘裂にあてがったモノも撮る。
 撮影した画像データは愛用のパソコンのモニターで見ることができる。プリントアウトでは映像の質が写真より劣るが、現像に出せない物もプリントできるのが利点だ。
 今夜、姉の純潔を自分が奪い、ひとつに結ばれた記念となるだろう。
 さらに、机上にさりげなく置かれていた8ミリビデオカメラを手に取り、停止ボタンを押す。少し巻き戻し、録画されている事を確認する。
 あらかじめ作動さておいたこれで、姉の処女喪失シーンをすべて盗撮していたのだ。
 ビデオまで用意しておいたのは、今日この日の、一度しかないこの瞬間をあらゆる手で残しておきたかったからだが、今後も抵抗するであろう姉の意志をそぐ材料にする目的もあった。
 実の姉を脅迫するのは気がひけるが、弟に犯され、処女を喪った光景ばかりでなく、死にまさる恥辱の姿をビデオや写真に撮られたとなれば、抵抗の意志も萎えるだろう。
 テープを取り替え、ビデオを再びセットすると、姉の部屋へいった。
 タンスを開き、きちんと仕舞われた下着を物色する。何枚もある中から姉に似合った白く綺麗な、清楚なデザインの物を2、3枚選んだ。
 部屋へ戻ると、真澄はまだ意識を取り戻してはいなかった。
 慎史は姉の顔をのぞき込むように膝をつくと、凌辱の跡も生々しい秘所をショーツで内股に飛び散った血や溢れる精液を丁寧に拭う。秘唇をめくり、奥まで念入りに拭った。純白のシルクの下着は、持ち主と同じように汚穢にまみれた。別ので自分の男根を拭うと、その下着も赤く染まった。これらもまた、今夜の大切な記念品だ。
「……うぅん……」
 しばらくして、真澄は低い呻きとともにぼんやりと意識を取り戻した。
−私、一体……。痛いッ……!
 下腹部の奥から身体を貫く鈍痛に顔をしかめる。
 同時に自分の有り様に気がついた。彼女の裸身には黒い革のベルトのような拘束具がギッチリと絡みつき、身体の自由を奪っているではないか!
 両手は後ろでくくられている。細首には同じ黒革製の首輪がはめられていた。黒く細いベルトは縦横に柔肌に食い込み、乳房やウェストをギリギリと絞り上げている為、身じろぎするだけでも身体が千切れてしまいそうな激痛が走る。
「やあ、目が覚めたかい。姉さん……」
 傍らで弟の声が響き、真澄は身を強ばらせた。
「し、慎史……」
「どう? 気に入ってくれたかい……姉さんの為に買ってきたモノだよ。これからは、これを下着代わりにつけるんだ。まだいくつかあるから、後でいろいろ着てみようよ」
 慎史はいつもと変わらぬ微笑みを浮かべながら、くびり出された姉の乳房を弄りまわす。パンパンに張り詰めた膨らみを乱暴に揉みたてながら、肌を擦りあわせる。なめらかな雪肌は温もりすら優しく、蕩けるようにまろやかだった。
「そんな……いや……許して、慎史……お願い」
 真澄は、ビデオで撮影されているも知らず、拘束された身を縮めるようにして惨めな姿を弟の視線から隠そうとした。
「なぜなの、慎史? なぜこんなコトするの……私たちは、血の繋がった姉弟なのよ」「だからこそ、だよ。姉さん……僕は、ずっと姉さんのことが好きだったんだ。どうしても姉さんが欲しかった……だから、僕ひとりのモノにしたかったんだ!」
「もう駄目よッ! これ以上、罪を重ねるなんて−あうッ……」
 哀願に構わず、慎史は姉の身体を組み敷き、唇を奪った。舌を差し入れようとするが、真澄は必死に食いしばる。慌てず、乳首を摘まみ、力いっぱい捩りあげた。
「ひぃッ……痛いッ! やめて、千切れちゃう」
 敏感な突起を責められる痛みに、真澄はたまらず涙声で叫んだ。
「無駄な抵抗はやめなよ……僕はもう決心したんだ。姉さんを僕だけのものにできるなら、地獄に堕ちてもいいってね」
 慎史は、冷酷な瞳で囁いた。痛みに喘ぐ唇を吸いたて、差し入れた舌で口の中を舐めまわす。小さな舌を弄ぶと、いっぱいによじり張り詰めた首筋に舌を這わした。
「もう姉さんには、なんの選択権はないんだ。姉さんの処女は、僕が奪ってやった。愛しているよ、ずっとずっと愛してあげる……」
 両手で柔らかい乳房を揉みながら、ツンッとしこった乳首を口に含む。子供のように口いっぱいに乳肉を含み、チュパッチュパッ吸いたてる。
「あうッ……! やめてぇ……」
 抗う言葉とは裏腹にますます大きく、固くなったしこりをしゃぶりながら、コリコリと甘噛みすると、真澄は泣き声とともに肢体をわななかせた。
 なおも吸いたてると、黒革を食い込ませた白い媚体が大きくのけ反った。たっぷりとした量感のある美乳をすくあげるように握り潰しては、タプタプと揉みたてる。白い膨らみが、慎史の手の中でひしゃげ、歪んだ。プルンとゴムマリのように張り詰めた感触に、彼はますます欲望を昂ぶらせた。揉みながら、乳首を指に挟んでグリグリとこねまわす。一方の手が、真澄の股間へ伸び、剥き出しの秘裂を弄る。
 ふっくらと肉付きの豊かな恥丘は、太腿の付け根を締める2本の細いベルトにくびられ、一層プックリとしていた。
「痛ッ! やめて……痛いの……」
 弾力のある秘唇や処女を失ったばかりの秘口を嬲られ、真澄が怯えた声をあげた。犯された粘膜はヒリヒリとひどく痛むのだ。慎史の指が弄りまわし、クリトリスをこねまわすと、真澄は唇を噛んでイヤイヤする。
「じきに良くなるさ……もっと弄ってやるよ」
 痛みと羞恥に消え入りたげな仕草に薫るはかなげな風情に、慎史はなお加虐心を煽られた。勝手な事を囁きつつ、ソフトな愛撫をハードな責めへと変化させていく。
「あぁッ……あッ、あッ、あッ−」
 身悶えする声が変化の兆しを見せていた。痛むだけだった胎内に、いつしか痺れにも似た不可思議な感覚が湧出してくる。
―な、なんなの……? 今の……感じ……。
 弟に処女を犯され、嬲られるという異常な体験の中で、不意に身体を貫いた感覚に真澄は驚き、困惑した。はじめて感じる甘美な刺激だった。
 処女の彼女とて自慰くらいは経験がある。その時に得られる快感と似た、しかし、ずっと鋭く、身体の芯が溶けてしまうような感覚だった。慎史の指が動く度、それは繰りかえし彼女を襲い、精神を痺れさせていく。
 いけない……と必死に抗う意思を裏切って、鼻にかかった甘い喘ぎが口を突いてしまう。聡明そうな眉を寄せ、唇を噛み締めるが、妖しい刺激は背筋から頭の芯まで犯し、声が切々と紡がれた。
 慎史の愛撫は荒々しいだけでなく、巧みに姉の性感を探りだし、責めていく。成熟した肉体は弟の責めに反応し、心とは裏腹に陵辱を受け入れてしまっていた。
「くふう……ンうんッ、や、やめて……慎史……あぁん……ひぁああんッ!」 
 切なげな声をもらしながら、上気した顔が力なく揺さぶられる。全身の白磁の肌がボウッとあえかな朱に染まり、なんとも言えぬ色香がオーラのごとく立ちのぼっている。指が擦る秘口から新たな愛液が漏れ、秘芯が固くしこってきた。
「乱暴にされて、口ではイヤがってみせても、実は感じているようだね」
「う、嘘よ……」
 ズバリと恥ずかしい事実を指摘され、真澄はうろたえた。
「じゃ、これはなんだい……僕の手をベトベトに汚しちやゃってさ……」
 愛液にまみれた慎史の手を突き付けられた真澄は、真っ赤にした顔を伏せた。そんな初々しい素振りも、慎史にはたまらなく可愛く、獣欲をそそる反応だ。
 慎史は舌を差しだして、白っぽい蜜で濡れた指先を舐める。
「美味しいよ、姉さんの……ほら、自分の漏らした汁を舐めてごらんよ」
 と、無理やり姉の口へ押し込む。抵抗する真澄だったが、指で口腔をかきまわされ、仕方なく弟の指にしゃぶりつくしかなかった。
 指先を舐めさせながら、慎史は姉の脇腹を撫でさすり、くびれたウェストからたっぷりとしたヒップの丸みが掌の中で怯えたように蠢く感触を楽しむ。すべやかな肌は、汗でヌルヌルとして気持ちよかった。
 慎史は手を伸ばすと、枕元から写真の束を取り出した。それは父の遺産−両親のSM写真のうちから選りすぐった、お気に入り数枚だった。
「ほら……お母さんと一緒だよ、姉さん……」
「ぅうッ……くぅううう……」
−そんな……お父さんたちが、こんな事をしていたなんて……。
 淫猥なポーズに縛られたうえ、用途を想像するのもおぞましい淫具で父に責められる若いころの母の姿に、真澄は我が目を疑った。
「若いころの親父たちって、けっこうスゴかったんだね……ほら、こっちなんかオマ◎コを極太バイブで串刺しだ。全身鞭の跡だらけでさ……こんなお母さんの姿、すごく綺麗だと思わない?」
 慎史は、姉の目の前に両親の痴態を焼き付けた印画紙を並べた。
「お母さんは親父のマゾ奴隷だったんだ……姉さんも、変態マゾだったお母さんの血をひいているんだよ。今日から僕が、姉さんの御主人様だ−たっぷり可愛がってあげるからね……遠慮なんかしないで、たっぷり感じていいんだよ。変態お姉さん」
「嘘よッ! そんなの嘘よッ、嘘……」
 慎史の言葉に真澄は愕然とした口調で呟いた。
 しかし、眼前の写真は厳然たる真実であった。
「何を言っているんだ。実の弟に処女を奪われた上、嬲られて感じているクセに……。姉さんは立派な淫乱マゾ女だよ」
 慎史の言葉が真澄の胸に突き刺さった。
「違うッ、違うわ……そんなコト言わないでぇ……お願い……うぅッ」
 否定しようと真澄は激しく首を振りたてるが、弟に嬲られて感じてしまっている冷厳とした事実の前には、虚しかった。
「まぁ、いいや……。今日から、みっちりと調教して、姉さんを僕好みのマゾ奴隷にしてあげるよ。ふふふ……」
「そんな……許して、慎史……お願い、許して……」
 おとなしい弟が初めて見せた冷たく、不気味な笑みに恐怖した真澄は、首を揺すって、泣き声を漏らす。
 しかし、そんな怯えの感情も表面的なもので、両親の秘密を知った彼女の精神の奥底で、何かスィッチが切り替わったのを感じていた。心の奥底では暗い悦びが湧き起こり、ゾクゾクとした戦慄となって背筋を這い登ってくる。それは全身を包み込み、身体の芯を熱く蕩けさせた。
 そして、無意識のうちに淫靡な悦びに身を委ねていくのだった。
「今夜は寝かさないからね……朝までたっぷり可愛がってあげるよ」
 慎史は、姉のスラリとした両脚を抱え上げ、大きく割り開いた。
「あぁッ! いやッ……やめて、慎史……あッ、いやッ、いやッ……」
 身体を折り曲げるようにして大股開きに姉の身体を押さえ付けた慎史は、さらけ出した秘裂へ吸い付いた。
「姉さんのオマ◎コ、すごく熱くて……溶けたみたいにトロトロになっているよ」
 ヒクつく秘唇から滴る愛液をすする。伸ばした舌先をもぐり込ませながら、クリトリスを弄りまわした。
「ひぃんッ! ひぁッ……あッ、あッ……」
 鋭い感覚に貫かれ、真澄は思わず鼻にかかった喘ぎを噴きこぼした。震える姉を押さえ付け、慎史はクリトリスの包皮を根元まで剥きあげる。
「痛いッ! あひぃッ……ダ、ダメェッ! ひあんッ……ひッ、ひぃんッ!」
 無防備になった敏感な神経の塊を舐められ、舌先で弄ばれる感覚に、真澄は甲高い声をあげて身悶えた。強く吸われると、脳の芯が灼け、意識が虚ろになった。
 悶え声とは裏腹に、指でこじられる秘口は大量の愛液を漏らし、股間だけでなく慎史の顔も粘っこい汁でヌルヌルだ。消え入りそうな哭きを絞り出しては、もどかしげに腰を揺さぶる。ムッチリと内腿の肌が愛撫に応えるようにわなないた。
 舌先が熱く濡れた襞肉をかき分け、ピンクの割れ目を蹂躙する。ズリュッズリュッ−尖った舌先がヒクつく秘口の中へ入り込み、切ない収縮をくり返し秘肉を舐めまわした。秘腔の奥までたっぷりと舐めまわしつつ、強く吸いたてる。
「ひあぁッ! す、吸っちゃいやッ……あぁんッ、あッ、ダメェッ……」 
 真澄はか細い羞恥の悲鳴を漏らした。ピクンッピクンッ−吸われる度に、白い裸身が痙攣を起こし、反り返る。
「ふふッ……オ◎ンコ舐められただけで感じるだけじゃなく、粘っこい本気汁まで漏らすなんて、普段の慎ましい顔からは想像もできない淫乱ぶりだよ、まったく」
 蜜滴る秘花から口を離し、慎史は悶える姉の姿を見下ろした。弱々しく震える肢体に冷ややかな笑みを浮かべると、指を白っぽい粘液が漏出する秘口へ差し入れた。
 吸いつくような肉襞を押し分けて、最奥まで貫く。無数の襞を持った肉洞は粘っこく濡れ、灼けるように熱かった。指先を出し入れさせてぬかるんだ襞肉を掻きまわす。手首を返すと、天井部の無数の粒々が指腹に感じられた。 
「ヒィー……ッ!」
 繊細な粘膜をえぐられ、真澄の裸身が大きくのけ反って、腰をブルブルと痙攣させた。感じやすい入り口付近を責めながら、クリトリスを前歯で咬むと、喉を絞って泣き叫ぶ。
 しかし、痛々しい悲鳴とは裏腹に指を咥えた秘口は締まって、愛液を噴きこぼすのがありありと感じ取れた−あから様な悦びの反応であった。
「どう? 自分が淫乱マゾ女の血を引いているってコト、理解した?」
 指を曲げ、恥骨の裏側辺りを集中的に責める。そこら辺は、いわゆる『Gスポット』であるが、処女失ったばかりで、性感も開発されていない真澄には、まだ確としたスポットの感触はない。
「ふあッ……そこ、いやぁ……ひぃッ! はぁあんッ……!」
 犇めく柔肉をえぐるように責められ、真澄の口から切なげな喘ぎ声が漏れた。まだ未発達でも、クリトリスから繋がる神経の通っているところだけに、強く責められると感じるらしい。生来敏感でマゾ気のある肉体だけの事はある。
「ああッ、いやッ! いやぁッ……へ、ヘンになっちゃうぅッ……うぅッ」
 ふるふると首を振りたて、真澄はうつつなく泣き声を漏らす。瞳き焦点を失い、虚空をさまよっている。
 どうやら、絶頂が近いらしい。
「ヘンになっちゃえよ。全部忘れて、身も心も僕のものになるんだ−」
 慎史は秘芯への責めも加えて、真澄を追い込んでいった。
 数分後、絶頂は割りと呆気なく訪れた。
「ふわぁ……ふあッ! い……あ……、あぁああああーッ……!」
 真澄の秘腔全体がギュンッと収縮し、小刻みな痙攣を起こした。
 なおも責めると、大きく開かれた口から長く尾を引く悲鳴が迸り、のけ反った身体が激しく痙攣した。差し入れた指と秘口の隙間から透明な液体がチョロチョロと漏れる。指を引き抜くと、溜まっていたアクメの証がドッと溢れた。
「ふふふッ……イッたね、姉さん。潮吹きするほどよかったかい?」
 秘口はキュッキュッと痛ましげな収縮をくり返し、愛液のような『射精』を繰り返した。シーツにオネショしたような大きな染みをつくりながら、真澄はイキ続けた。
 姉の潮吹きを目撃し、たまらなくなった慎史は、ズキズキする怒張を姉の秘口にあてがった。肉棒全体でゴリゴリと秘裂全体を擦りたてる。
「ひッ! やッ……お願……やめてぇ……死んじゃうッ……あぁッ!」
 アクメの直後で痛いほどになっている粘膜を擦られ、真澄は悲鳴をあげた。
 ちょっと触れられるだけで電流を流されたような痺れが腰の奥から迸り、頂点近くで上下していた快感曲線が再び上昇し、絶頂感が襲ってくる。休む間もない、たて続けのエクスタシーの衝撃に頭の芯を灼かれ、真澄は身悶えた。
「何言っているんだ、姉さん。本気汁でこんなヌルヌルにした上、潮まで吹いて……僕のチンポを咥え込みたくて堪らないんだろ? オマ◎コの奥まで突き入れ、掻きまわしてほしんだろ?」
 震える媚体を愛しげに抱きすくめ、慎史は腰を突き入れた。
 痛いほど狭い入り口を強引に押し広げ、一気に奥まで深く貫いた。初めて経験したアクメにおののく秘腔をえぐり、収縮する子宮口を亀頭の尖端でグリグリとこねた。
「ひぃいッ! 痛ッ、痛ぁいッ……さ、裂けちゃうッ……裂けちゃうッ」 
 愛液でヌルヌルになり、すっかり解れているとは言え、秘口はまだまだ処女同然にきつくしまっていた。それをひき裂かんばかりに無理やり男根をねじ込まれ、真澄は悲痛な声をもらす。
 哀訴の声も無視し、慎史は荒々しい腰使いで血管を浮かせた怒張を出し入れさせる。その度、濡れそぼった秘口から愛液が滴となって飛散した。残った処女膜のどこかがまた裂けたのか、飛沫は赤く染まっている。
「か……はッ……あうぅ……! くふ……ッ」
 しゃにむな律動に揺さぶられ、真澄は満足に息もできない。
 それなのに……一突き喰らう度に死にそうな苦痛が襲うが、狂おしいほどの絶頂も絶え間無く襲ってくるのだ。子宮を突き上げられる度、内臓まで響く衝撃に気が遠くなる。全身が溶けるような快美感が同時に背筋を駆け抜けていった。
 擦られる秘口がズキズキと痛む。が、同時に腰が痺れる。その感覚がたまらなく心地よい。麻薬に犯されたように、真澄は我知らず腰をよじりたててていた。苦痛と快感に悶えながら、何度も激しい嵐に見も心も翻弄される。
−これ以上されたら……壊れちゃう……。
 下半身がバラバラに砕けてしまいそうな衝撃波に揺さぶられた真澄の頭は白濁し、何も考えられない。
「はは、もうイキそうみたいだね……今度は指なんかしゃなく、僕のコレでイカせてあげるよ。弟のモノで犯されてイクんだ!」
 慎史の言葉が聞こえているのか、真澄は押さえつけられた裸身を反り返らせ、後頭部をシーツにねじりつけるようにブルブルと首を揺さぶりたてる。
 ビクンッ、ビクンッと大きな痙攣を繰り返す四肢をたて続けに絶頂感が駆け抜け、甲高い悲鳴がほとばしった。ヌメ光るの身体を硬直させ、白目を剥いたままシーツの上に倒れ込み、四肢をわななかせた。朱唇は力なく開かれ、呼吸困難に陥ったようにパクパクと喘いでいる。ヒュゥッヒュゥッ−苦しげに喉が鳴る。胸元が上下し、乳房が重たげに揺れた。

 まさに悶絶という有り様の姉の痴態を見下しながら、慎史は射精を堪えた。吸盤のように先端に吸いつく子宮口の感触や秘腔の締めつけに、爆発寸前だ。
 根元に手を添え、ヌルヌルになった秘腔から男根を引きぬく。うっすらとピンクに染まった愛液が、ぽっかりと開いた膣口の奥からドッと流れ出た。ねっとりと糸をひく淫汁は後から後から溢れだし、シーツに染みを作った。
「2回目でもう、こんなによがり狂うなんて、やはり生まれついてのマゾ奴隷だね−ほら、淫乱なマゾ女に相応しい化粧をしてやるよ」
 首輪を掴んでノビた真澄をひき起こし、蕩けた吐息を漏らす唇へ亀頭を突き付ける。「姉さん、舐めてよ……」
 己の愛液にまみれた肉棒を擦りつけられ、真澄はイヤイヤと首を揺さぶり、逃れようとする。しかし、過度の刺激に身体は麻痺してしまったように痺れ、抵抗の仕種も弱々しいものだ。
 慎史の手が姉の細い顎を捉え、閉じ合わせた口をこじ開けた。
「あ、いやッ……む、ンゥム……ぅンゥー……」
 醜悪な肉棒が花びらのような唇を押し開き、口の中へねじ込まれていく。喉元まで塞がれ、息が詰まった真澄の眉が苦しげにキュッと歪んだ。
「ああ、最高だ……姉さんの口、すごく気持ちいいよ」
−あぁ、姉さんが……。姉さんの唇が……僕のをしゃぶっている!
 男根全体を包み込む温かく濡れた口腔の粘膜。肉胴を擦る唇のふっくらと柔らかい唇の心地よさ……うっとりと目を細めた慎史は、ゆっくりと腰を揺さぶり、姉の口を犯す。
 亀頭の尖端で喉の奥をつつかれる度、真澄はくぐもった呻き声を噴き、反射的にキュッと唇を窄め、咥えさせられた男根に吸いついてしまう。
「どうだい? 自分のオマ◎コの中を掻きまわしていたモノの味は? たっぷり愛液がまぶされていて、美味しかったろ−ほらッ、今度は舌で舐めて奉仕するんだ」
 男根を姉の口から引き抜いた慎史は、唾液滴る亀頭を柔媚な白磁の頬に擦りつける。柔らかく、スベスベとした頬が亀頭の粘膜と擦れる感触がすごく気持ちいい。
 抗う気力も喪った真澄は、弟に命じられるまま小さな舌を差し伸べ、亀頭の先をペロペロと舐め始める。とは言うものの、初めての事なので技巧も何もない。訳もわからず、舌を動かしているだけだ。
 しかし、そのぎこちなさが、男を知らぬ純真無垢の姉に、初めてのフェラチオ奉仕させているのだという征服感を慎史に与えてくれる。
「裏側を下から先までくり返し舐めてあげて……。そうそう、そこのくびれをくすぐるようにして……次は亀頭に唇で吸い付くんだ……はじめての割りになかなか巧いじゃないか、姉さん」
 弟の指示に、姉はオズオズと、しかし柔順に従った。男の排泄器官を舐めさせられているというにの、不思議と不潔な感じはなかった。たて続けの衝撃に頭の中はどこか痺れて、まともな感覚や思考が奪われてしまっていた。
「口全体で吸いあげるようにして……そのまま顔を前後に動かして、締めつけた唇でしごきあげるんだ……」
 楚々とした口いっぱいに醜い肉棒を咥えさせられた真澄は、美貌を歪ませながらも健気に奉仕を続ける。溢れたヨダレが頬を伝い落ちた。
 顎が痛くなり、息苦しさに気が遠くなっても、髪を掴んだ慎史に頭を前後に揺さぶられるまま、熱く脈打つ若い男根を舐めしゃぶる。いや、こうして恥辱に浸ることによって、弟に犯されているという事実を忘れようとしているのかもしれない……。
「くッ−いくよ、姉さん!」
 慎史の我慢も限界に達した。姉の口へ突き入れを続ける腰の動きが激しくなった。 真澄は、口の中で暴れる男根の先が膨らむのを感じ取った。
 次の瞬間、激しい胴震いとともにドッと弾け、熱い精液が清らかな口腔に浴びかけられた。ビュクッビュクッ−生臭い粘液の塊が断続的に迸り、粘膜を灼く。迸った精液は口いっぱいに溢れ、喉を塞いだ。
「ンぐぅッ! むぅうー……んぅうンッ! プハッ……ふわぁッ!」
 窒息しそうになり、真澄はたまらず男根を口から吐き出した。注ぎ込まれた精液が朱唇を穢してドロリとこぼれる。その間も男根はわななき、大量の射精を続けていた。 やや黄ばんだ白濁の噴出が、真澄の美麗な鼻筋、桜色の唇、端整な頬へべっとりと浴びかけられる。濃厚な雄のエキスはドロリと糸を引き、たおやかな首元から白い乳房の谷間に滴り落ちた。
「ダメじゃないか……マゾ奴隷のクセに、御主人様のを全部呑まないなんて……ま、今日は初めてという事で大目にみておいてやるよ」
 慎史は脈打つ男根をしごき、最後の一滴まで姉の顔へ絞り出した。精液まみれになった姉の姿を満足げに眺め、愛しげに囁きかける。
「ふふッ……姉さんの顔、僕のでベトベトだよ」
 指先で貼りついた粘液の塊を伸ばし、白磁の肌に塗り込めていく。弾む乳房や汚辱に耐えるように震える白い麗貌がなすり付けられた精液で、淫らにヌメ光った。
 姉の麗貌に自分の精液を浴びせる事で、より一層の征服感を深めた慎史は我が物とした美しい肢体をしっかりと抱き締める。愛しい身体の感触を、慎史は心ゆくまで楽しんだ。腕の中にもすっぽりと収まった裸身は、華奢で力を込めると壊れてしまいそうな感じだが、意外にポチャポチャッとしていて、抱いた手の透き間からこぼれ落ちてしまいそうな程柔らかい。
 一方、真澄は激しい快感の嵐の余韻に、放心状態に陥っていた。
 初めて経験した壮絶で甘美な衝撃に彼女の理性は完全に消し飛び、頭を占めるのは悦びの記憶だけ……。それが禁断の愉悦であることが、抗い難い蠱惑的な香りと共に、脳裏に蘇る。物を考えるのも億劫になり、何もかも放棄して、身を弟の腕に委ねきっているのが心地よい。レイプされるという悲惨な体験にも拘わらず、心は不思議と安らいでいた。両手が縛られていなければ、抱き返したかもしれない……。
 弟との交わり。両親の秘密。そして、悍ましい被虐の血−しかし、どれも今の彼女には遠い事だった。
 厚い胸板、広い背中。そしてむせ返るような汗の匂い……痺れきった頭の中、真澄は自分の上に覆いかぶさった弟・慎史の身体が、いつの間にか逞しい大人の肉体であることに気がついた。
 ずっと母親代わりだった真澄の中では、まだまだ子供と思っていた。しかし、目の前の彼は一人前の『男』だった。そして、同時に彼女は、自分が『女』であった事を再認識させられる。
 その男に抱かれ、その身に受け入れる事によって、悦びを知り、美しく磨かれる−自分の中に眠っていた『女』が、目覚めたような気がする。
 様々な想いで頭の中は混沌としていた。心の奥底では自分もまた、弟をひとりの男性として愛していたのではないか?
 処女を奪われ、精を注ぎ込まれ、肉体が結ばれている内、露出した不可思議な感情。 肉と肉の親しみあい。肌と粘膜で触れ合い、包み、貫く事の生々しい連帯感−それが、真澄自身気づいていなかった感情を掘り起こしたのか? 真澄は越えてはならない一線を越えてしまった自分たちの罪を思った。もう、戻る事ができないところまで、二人とも堕ちてしまったのだ。
「さて、姉さん。お風呂で汗を流そうか」
 汗をかいた身体が冷えるのを感じた慎史は、そう言うと真澄の身体を抱き起こした。 
 拘束具を外すと、床に立たされた真澄はフラつきながらも、紅い痕が刻まれた裸身を隠そうと身を縮ませ、両手で胸元と秘所を押さえた。泣き出しそうな顔を伏せながらも、それ以上抵抗の素振りもない。
 慎史は素っ裸のまま、念のため両手首にだけ再び革手錠をかけた姿で、バスルームへ連れていった。  
 脱衣室で両手を自由にすると、項垂れた姉を追い立てるように浴室へ入る。
 シャワーを手にし、コックを捻る。噴き出す湯を頭から浴びせると、濡れたそぼった肌へ、姉愛用のボディソープを塗り込めていった。愛撫するように擦りたて、たっぷりと泡立てる。
「手をどけて……綺麗に洗ってあげるから」
「そんな……恥ずかしいわ……」
 慎史は、恥ずかしそうに身をよじり、前を隠そうとする真澄の両手を押さえ、プルンと弾む乳房や柔らかな恥毛に覆われた秘部等へたっぷりと塗り付ける。
「ほら、今度は後ろだ。壁に手をついて……」
 慎史は羞恥に頬染める姉の身体を隅々まで泡だらけにし、後ろ向きにする。
 真澄は瞼を伏せて、柔順に従った。濡れた黒髪を肩から前に垂らすと背中を洗い、細いウェストに比べると、女らしい豊かで形よいヒップを揉みたてるように泡立て、キュッと切れ込んだ谷間に手を滑り込ませた手で恥丘全体を弄った。
 香りたつ泡を姉の肌に塗り込むと、滑らかな柔肌の感触が一層心地よい。ソープでヌルみ、撫でまわしているだけで心地よい。張り詰めた乳房や弾む双尻、そして柔らかい恥丘を擦っていると、男根が熱く頭をもたげてきた。
「あッ! あぁンッ……ダメェ、く……ぅんッ!はぁッ、はぁあンッ!」 
 脇腹の性感を刺激されながら、もっとも感じる秘部をゴシゴシと擦られた真澄は艶っぽい喘ぎ声を漏らし、へたり込みそうになる。
 それを支えるように慎史は背後から抱きつき、泡でヌルヌルする乳房を揉みたてる。乳首も固くしこって、指先で揉まれると背筋にわななきが走った。一方の手は股間へすべり込み、秘裂を責める。同時に、男根を尻の谷間へ擦りつける。
「あぁンッ! んッ……くぁ、あふぅんッ!」
 ツボを知り尽くした弟の手管に、真澄は泡まみれの裸身を震わせて、喘ぐ。クイッとお尻を持ち上げた両脚がガクガクわななき、今にも崩れてしまいそうだ。
 長い時間をかけて、隅々まで念入りに洗い終えた頃には、真澄はアクメ寸前まで追い詰められていた。グッタリと慎史に体を預けたまま、荒い息を弾ませている。
 薄く開かれた瞳は油を流したようにトロリと潤んでいる。
 洗い終えると、シャワーの水流が肌を覆った泡を洗い流す。
 泡の衣を失い、生まれたままの姿となった真澄は、壁にすがりついたまま、へたり込んだ。温められ上気した肌が湯気の中、真珠のように艶々と輝いている。
 慎史は肩で息をする姉を抱き寄せ、その繊手を自分の股間へと導いた。男根は再び頭をもたげ、堅くなっている。それを白魚のような指に握らせ、ゆっくりとしごかせながら自分もまた、まろやかなヒップに回した手を奥へと滑り込ませると、綺麗に洗ったばかりの秘裂をまさぐった。
「あ……お願い、許して……あぁん……」
 まだジンジンするところを触れられる刺激に加え、生まれて初めて男性性器を握らされる羞恥が、湯に温まりほんのりとピンクに染まった顔をさらに濃く上気させた。
−あぁ、慎史の……どんどん大きくなってくる……。
 握らされた手の中で、弟のモノが再びグングンと勃起してくるのを感じ、真澄は我知らず昂ぶっていった。掌に伝わる熱さや脈動に怯えながらも自ら指を絡め、愛撫するように蠢かせていく。
 慎史は秘肉を弄びながら、恐る恐るだった姉の手が次第に積極的に動き出す感触を楽しんでいたが、己のモノが十分に猛ってきたのを感じると、姉をひざまつかせた。
「今度は姉さんの番だよ。処女を捧げ、悦ばせてくれたモノを綺麗に洗うんだ−心を込めて、ね」
 と、固く勃起したモノを姉の眼前に突き付ける。
 きゃッ……反り返った肉棒を初めて目の当たりにした真澄は声をあげ、恥ずかしげに顔を覆った。
 先程咥えさせられたとは言え、正面から男性器と対面するのは初めてなのだ。
 姉の可愛らしい反応に薄く笑った慎史は、再び白い手に肉棒を握らせた。真澄は弟の性器を見つめ、握らされた掌でオズオズと撫で擦る。最初はぎこちなかったが、慣れてくると、握り締めたモノの形や感触を確かめるように指を絡め、磨きあげていった。片手にソープを取り、満遍なく塗り込めていく。石鹸液でヌルヌルと滑る感触が一層心地よかった。
−なんて熱いの。それにドキドキ脈打って……大きくなってくる……。
 その刺激に反応して、泡まみれになった男根がさらにムクムクと膨れてくるのを感じ、真澄はカァッと頬を熱くした。
 恥ずかしくてたまらないが、自分の行為が男性のモノに明らかな快感の反応をさせたのが誇らしい。奉仕に感じてくれるのが嬉しく感じられ、慎史に言われるまま、さらに太く固くなった肉棒を丁寧に磨くように洗っていった。指で作った輪で肉胴を根元からしごき立てては時折、亀頭を擦りあげる。また、一方の手で垂れ下がった皺袋を柔々とマッサージする。また、弟に求められるまま、自分の乳房の谷間にソープ液を垂らし、ヌルヌルになった乳肉で怒張を挟み込むようにして擦る。
−あぁ……なんだか、私……。
 真澄は妖しい感覚に全身を支配されるのを再び感じながら、淫らな奉仕に没頭していった。乳房に感じる熱が背筋を伝わり、頭の芯をジリジリと灼く。その熱波に、わずかに蘇った理性の抵抗も溶けていった。
「よかったよ、姉さん。御褒美に可愛がってあげる。お尻をこっちに向けて……」
 奉仕を終えた姉に、慎史は優しく囁きかける。しかし、瞳は冷たい光を放っていた。
 真澄は羞恥に頬染め、もじもじと弟に背中を向けた。壁に手をつくと、自然と形よいヒップが彼に向けて突き出されるように持ち上げられる。
「は、恥ずかしい……」
 真っ赤になった顔を伏せ、真澄は消え入りそうな声を震わせる。
「何言っているんだ。洗ったばかりなのに、オマ◎コがもうヌルヌルじゃないか……欲しいんだろ? おねだりしなよ。淫乱マゾの真澄姉さん」
 嘲笑するような慎史の言葉に、閉じた瞼をプルプルと恥辱で震わせながらも真澄の腰は、もどかしげに揺さぶられていた。
 それは明らかに男を欲する女の媚態であった。
「慎史……来て……」
「そんな口のきき方じゃ、ダメだな。姉さんはマゾ奴隷で、僕は御主人様だって教えてあげただろ? 言い直しだ」
 慎史は濡れた髪をひっ掴み、真澄の顔を後ろへねじ向けるときつい口調で命じる。「奴隷が御主人様にお願いするときは、こう言うんだ……」
 慎史に耳打ちされ、真澄は泣きながら顔を揺さぶった。
「……そ、そんなッ……ひどい、惨めだわ……言えない……」
「そ……じゃ、いいんだぜ。せっかく、優しく可愛がってやろう思っていたのに……これだともっと素直になるまで厳しく躾けてやらないとな……覚悟しろよ 」
 冷酷な笑みを浮かべた慎史は、真澄の尻を掴み、男根の切っ先を秘裂にあてがった。しかし、熱を孕んだ秘裂を乱暴に擦るばかりで、奥の秘孔へは入れようとしない。
「ひぁッ……あッ! ひ……ぃんッ……あぁッ!ひどい……」
 ヌリュン、ヌリュッ−肉襞を擦りあげられ、真澄は切なげな泣き声を漏らし、裸身をわななかせる。意地悪に焦らされる内、涙がこぼれ、唇からよだれが滴った。
−ひどい……このままじゃ、気が狂っちゃう!
 擦られる秘裂から快感が背筋を駆け抜けていく。被虐の悦びに目覚めた真澄は、弟の責めに抗えなくなっていた。
−も、もう……ダメ……。
 自分の肉体も心も理性を裏切り、いつの間にか弟に支配されていることを、恥辱の底で彼女は悟った。
「……お願いします、御主人様。淫乱な……マ、マゾ奴隷の……真澄を、可愛がってください……」
 桜色の唇がわななき、命じられた服従の言葉を紡いだ。
「何でも言うことを聞き、一生御主人様の奴隷としてお仕えします……。だから……」            
 追い詰められた真澄は、地獄の底へ自ら落ちていくのを感じながら、奴隷に堕ちる誓いの言葉を口走った。しかし、それは背筋が震えるほどの悦びを伴っていた。
 それを聞き終え、慎史は笑みを浮かべた。
「よし。その誓い、忘れるな……」
 腰を突き出し、一気に姉の秘口を貫いた。
「あァ、くうぅ……ンッ! ふぁ……あぁんッ、慎史……ッ、あッ……」
 胎内深くまで埋め尽くされた真澄は、被虐の喜悦に染まった声を迸らせた。
 そして、早くも訪れた絶頂の予兆に収縮する子宮で弟の精を受け止めようと、熱い肉胴を懸命に食い締めるのだった−。
 風呂から上がったふたりは、今度は真澄の部屋へ移った。
 ぐったりとなった姉の身体を再び洗った後、ふたりして湯船に入った。
 子供の頃、こうして入った記憶を思い出しながら、柔らかい媚体を両手で愛撫する。たて続けに犯され、気力体力ともに消耗した真澄は、全身の性感をまさぐられる感覚に恥ずかしげな声をもらして、小さく身をよじっていたが、やがて慎史の手に身を委ねたままとなった。
 そんな具合に、意外に長風呂となったせいか、真澄はノボせてしまった。
 全裸のまま力なくベッドに横たわった姉を、慎史は両腕で優しく抱き締めるように添い寝する。火照った肌を、掌にその感触を刻み込むように、乳房から腰回りまでゆっくりと撫でまわす。姉の淡いピンク色に染まった柔肌からたち昇る芳醇な香りを嗅ぎながら、華奢な首筋へ唇を擦りつけた。
 柔肌の火照りを味わうように口づけし、しっとりと濡れたうなじから背中へ花びらを散らしたようなキスマークをいくつも刻み込む。敏感なところを刺激されるせいか、グッタリとなりながらも、真澄は喘ぎとともに肩を小さく震わせた。その仕種に欲情をそそられ、慎史はなおも口づけを繰りかえし、形よい耳たぶを甘噛みする。すべすべとした肌に触れ、柔らかい裸身を抱き締めているのは、それだけで興奮を掻きたてた。満足げにうな垂れでいた男根がまた血流を漲らせ、ムクムクと頭をもたげてきた。
 そんな慎史の昂ぶりを静めるように窓から吹き込む夜風が、熱くなった身体を冷やしていく。姉の身体がほどよくクールダウンすると、慎史は茹だったように力の入らない彼女を抱いたまま起きあがった。
 両脚の間に姉を座らせ、完全に勃起状態になっている男根を白い繊手に握らせた。
 ドキドキと脈打つ灼熱の肉棒を握らされ、真澄は気だるげに閉じていた目を開き、短い悲鳴をあげた。反射的に話そうとする手を上から押さえつけるようして、慎史はしっかりと自分のモノを握らせた。
「ほら、姉さんがもっと欲しくて、僕のこんなになっているよ……」
 擦りつけられる姉の柔らかい掌とほっそりとした指の感触。怯え震える初々しい風情に慎史は息を弾ませながら囁いた。
「あぁ……もう許して……。もう疲れて……お願い」
 弟の男根を握らされた真澄は力なく首を揺さぶり、許しを乞う。嬲りに次ぐ嬲りで、心身ともに疲労してふらふらであった。
 次の瞬間、慎史の手が閃き、姉の頬を容赦なく張り飛ばす。悲鳴を上げ、白い裸身がシーツの上に倒れ込んだ。
「奴隷の分際で、甘えた事を言っちゃダメだよ……仕方ないな、今夜は、朝までみっちりしごいてやるぞ」
「ごめんなさい……許して。言うことを聞くから……ぶたないで……」
 真澄は赤くなった頬を押さえ、か細い哀願の声を漏らした。丸めた裸身がブルブルと震えている。
「奴隷の誓いをたてたクセに御主人様に逆らうなんて……お仕置きが必要だな」
 が、姉を俯せに押さえつけた慎史は、構わず右手を白い尻へ叩きつけた。パシッ、パシッ−小気味よい音がたて続けに弾け、張り詰めた肌に紅い手形が刻まれる。
「痛いッ! ごめんなさい……ひぃッ、ひぃんッ! 許してぇッ……!」
 真澄は涙をこぼし、子供のように泣き叫んだ。しかし、ここで甘やかしては躾けにならぬとばかりに、慎史は強く打ち据えた。磁器のように艶やかに白い尻肌が紅く腫れ上がるまで打ち、ようやく慎史は打つ手を止めた。尻の痛みと恥辱に、真澄は小さく肩を震わせて、しゃくり上げている。清楚な美貌は、涙と汗でベトベトだ。
 すすり泣く姉の風情を見ていた慎史は、ヒップの切れ込みの奥に覗く、ピンクの秘花からトロリとした蜜が溢れているのに気がついた。秘裂はぱっくりと口を開き、濡れた粘膜をヒクつかせているではないか!
「ふん……お仕置きされて感じるなんて、なんとも浅ましいじゃないか、姉さん……もうヌルヌルだよ。こんな淫らな身体のクセに、逆らうんじゃない」
「いやぁッ……恥ずかしい……。やめてぇ……」
 指で姉の秘裂をえぐり、充血した秘肉を嬲る。嬲られながらも、秘部を浅ましく汚してしまっているのを知られ、真澄は羞恥の余り、消え入りそうな嗚咽を漏らす。
 毎日寝起きする部屋で、弟からこのような辱めを受けようとは……。朝、このベッドの上で目覚めた時には想像すらできなかった事態に悪夢の中にいるような気がした。   
 責めから逃れようと腰をよじり、真澄はシーツの上をズリ上がっていった。
「まだ抵抗する気力があるのかい……。ははぁん・・・・・・そうやって逆らってみせて、もっとお仕置きしてもらいたいのかな?」
 慎史は嘲るような冷たい笑みを浮かべ、すすり泣く姉をみつめる。
 濡れた黒髪をひっ掴むと、シーツに埋めた泣き顔をねじり上げた。尖った乳首を摘まみあげ、ねじ切らんばかりに弄ぶ。清楚な色合いの敏感な突起を捻られ、真澄はひき攣った泣き声を噴きこぼした。
「ごめんなさい……もう逆らないわ。だから……叩かないで……お願い」
「姉さんが素直で可愛い奴隷でいれば、お仕置きはしないよ」
 慎史は舌を伸ばし、紅くなった真澄の頬の痛みを癒すように舐めてやる。優しく頬を舐められ、姉はヒタと瞼を閉じて、身を委ねた。髪を放すと、シーツに手をつき、観念したようにガクリと首を折る。 
「さあ……やり直しだ。心を込めて、口づけするんだ」
 慎史は、クシャクシャになった姉の髪を漉きながら、優しい口調で囁きかける。
 美姉は項垂れた頭をコクリと小さく首肯させた。しばらく戸惑ったようにしていたが、やがてためらいを振り切るようにして、涙滴る麗貌を弟の怒張へ向けた。涙の粒を光らせた睫毛をハタと閉じて、手の中で息づく尖端へ麗しい唇を自分の処女を奪ったものに捧げていく。
 敏感な亀頭に、姉の熱を孕んだ吐息の吹きかけられる慎史の腰が期待に満ちた震えを起こした。その動きに怯えながらも、真澄は可憐な唇を赤黒い亀頭へくなくな擦りつけていく。上気した横顔を弟の目に晒し、亀頭へまんべんなく優しい口づけを与えた。根元に添えた白魚のような指で男根を摩りつつ、綺麗なピンクの舌先を恥ずかしげに覗かせて、チロチロと舐めまわす。エラを張った亀頭全体をたっぷり濡れ湿し、慎ましく唇を開いて男根を咥えたり、吐き出したりをくり返し、舌を絡める。口唇愛撫を受け、慎史の男根は姉の口を塞がんばかりに復活した。
 その逞しさに、真澄は我知らずうっとりとした目つきになり、愛しげなため息を漏らした。淑やかな麗貌を紅潮させ、潤んだ瞳を恥ずかしげにさ迷わせる。
「もっと舌に力を入れて……強く擦りつけるようにして……。そうそう、上手だよ。ほら、指の動きを休ませずに……」
「あン……は、はい……ふぅむ、ぅんッ……」
 慎史に命じられるまま柔順に、ひと舐めひと舐めに情熱を込める。繊指をぎこちなく怒張へ這わせ、ゆるゆるとしごき、肉胴の腹に沿って舌を擦りつけた。そして、たっぷりと唾液を舌先に乗せて、カリ首を丁寧に愛撫する。唾を吐きかけ、逞しい弓なりに沿って塗していった。愛らしい唇で咥えた肉棒を擦りあげては、舌を絡ませて小さな口いっぱいに吸い込んでいく。アフン、アフン……艶めかしい喘ぎ声が濡音ともに口の端から涎の細筋とともに漏れた。
 あぁ−聡明で清楚な姉が愛する隷属のフェラチオ奉仕に耽る、その背徳の光景の妖しいまでの美しさよ……。
 清浄な唾に濡れた柔らかい舌と唇が肉棒を這いまわる、その快感ときたら−慎史はうっとりと顔を緩ませて、心地よい感覚に浸った。
 何もかも捨て果てたように、自分の股間へいじらしい奉仕の行為に行っている実の姉の表情と口の動きを恍惚とみつめた。汗で肌に貼りついた前髪、深々と閉じられほんのりと赤らんだ瞼、ふるふると震える長い睫毛、弟のモノをいっぱいに咥えて喘いでいる愛らしい口元、卑猥な蠢きをみせるふっくらと柔媚な頬、流れる黒髪、ツンッとしこっている乳首……。母のように慕い、恋焦がれた美しい姉が、自分だけの奴隷となり、欲望に膨れ上がった肉棒を、その清らかな口と指で愛してくれている−そう思うと、彼の心は天にも昇らんばかりであった。
 美しい姉にこんな奉仕されたら、誰でものぼせ上がってしまうだろう。このちっちゃな舌のいじらしい動かし方はどうだ。肉胴を締め付ける唇の柔らかさはどうだ!
 愛奴と堕ちた姉の健気な奉仕に応えるように、慎史は重たげに濡れる双乳をすくい上げるように揉みたてる。汗のヌメりや、しこしこと張り詰めた感じの芯の快い固さが掌に伝わってくる。愛らしい乳首を摘まみ、潰すように捻った。
「あムッ……ぅうンッ! ふうぅー……ンッ」
 真澄は痛みに声を漏らしながらも、懸命に淫らな奉仕に没頭した。膨れた亀頭部からは透明なカウパー液がピュルピュルッと溢れ、肉胴を滴り落ちる。それをウフン、ウフンと鼻を鳴らすような吐息を漏らしつつ、美味しそうに舐めすすった。
 怒張を引き抜いた慎史は真澄を押し倒し、その濡れ光る股間に顔を埋めるような態勢で被さっていった。互いに舐めあう、いわゆるシックス・ナインの態勢だ。上から突き付けられた肉棒を真澄の唇が咥え、しゃぶり回した。真澄の白い股間は、一層溢れさせた愛液で一面べとべとになっていた。秘唇は可憐な薔薇のように花開き、柔らかい花弁の奥から甘い香りとともに白っぽい蜜を大量に滴らせている。指で押し開くと、たまっていた花蜜がトロッと溢れた。
「こんなにイヤラシイ蜜を溜めちゃって……姉さんのココ、ホントに可愛いよ」
「あ……んッ! ふぁ……恥ずかしい……見ないでェ」
 その直下でキュッと窄まっているアヌスまで収縮させながら、真澄は恥ずかしげに顔を振りたてる。慎史は、粘液にまみれた花びらを愛しげに舌で拭い清めた。
 繊細な襞肉を舌先でかき分け、滴る愛液をすする。カチカチになったクリトリスを根元まで剥きあげ、おののく媚芽を弄りまわした。敏感なところを責められた真澄は、たまらず悲鳴を漏らしてブルブルと腰を痙攣させる。反射的に閉じ合わせようとする太腿を押さえ付け、慎史の唇が秘芯を吸いたてた。
 執拗な責めを受け、真澄は弟の男根を咥えたまま切なげな吐息を漏らす。舐められる度、秘裂が熱く溶けていく。股間から発する妖しい熱は子宮を灼き、成熟した女の性感を耐え難く刺激していった。
「くぅんッ! ぅぐッ……くぅーンッ! ぅんッ、んッ……」
 次第にふたりとも愛撫の手が激しくなっていく。過敏なった秘肉を責められ、真澄がくぐもった泣き声を漏らし、慎史の下で裸身をのけ反るように突っ張らせた。すすり泣きながらも、鋭い快感を少しでも逸らそうと肉棒へ熱を込めてしゃぶりつく。
 一方、慎史は秘芯をしゃぶりながら、指で秘孔からアヌスまで絶妙のタッチで嬲りまわす。
 浅く早いリズムで抽送したかと思うと、深くねじ込んで子宮口をコリコリとこじった。蟻の門渡りをくすぐり、溢れた愛液をすくって前後の穴を弄る。
 恥ずかしいところすべてを同時に責められた真澄は、どうにもならない官能を訴えるがごとく、美麗な太腿を忙しなく屈伸させ、シーツを蹴った。
「ぅうんッ……はぁんッ! ふわぁッ……あぁんッ、あぁあんッ……」
 ついには咥えていた怒張を吐き出し、酸欠状態に陥ったように口をパクパクさせて、舌足らずなよがり声をあげる。
「はふッ……ふぅーんッ……ふわぁあああーッ!」
 声が高く透き通っていったかと思うと、ヌメ光る白い裸身がひと際激しく痙攣を起こした。艶っぽい悲鳴と共に、真澄は今夜何度目かの絶頂へ駆け登っていった。
「姉さんッ! ぼ、僕もイクよッ……ほら、口に咥えて、全部呑むんだッ!」
「ふわ……は、はいッ……くぅうーンッ!」
 身を貫く絶頂にビクッビクッと震えながら、真澄は命じられるまま眼前で跳ねる肉棒へ再びしゃぶりついた。唇をすぼめて、チュゥーッと吸いあげる。
 次の瞬間、怒張が激しい胴震いを起こし、熱い精液が真澄の口腔に弾き込まれた。ドビュッ、ドビュッ−大量の噴出に喉を塞がれ、苦しげな呻きと咽び泣きともつかぬ音を絞り出す。
「くうッ……すごい……」
 偶然、射精のタイミングに合わせて強く吸われた事によって腰が抜けるような快感が慎史の身体を駆け抜けていった。強く吸引され、大量の精が根こそぎ吸い出されていく気さえする。なんという快感だろう……。
 口腔いっぱいに注ぎ込まれた弟の精液を、姉は味わうように喉を鳴らして飲み下した。最後の一滴まですすり、肉棒を愛しげに口中でしゃぶりまわす。
 神聖な口中を犯すばかりでなく、姉が己の精を積極的に呑んでくれるのだ。慎史は、思わず悦びに声を震わせた。腰が溶けてしまそうな快感に陶然となった慎史は、姉の口から引き抜いた。
 男根は大量の精を放ったとは思えないほど力に充ち、未だきつく反り返っていた。

 か細い吐息を漏らして横たわる真澄を残して、慎史は自室から細引きのロープとボストンバッグを持ってきた。
 自失状態にある姉を抱きかかえ、唇を奪う。情熱的なディープキスに、舌を絡めとられると、真澄は恥ずかしげに自ら舌を差し出し擦りつけてきた。
 互いに首を揺さぶりたてて、濃厚な口唇愛撫に耽る。唾液が交じり、ぴったりとくっついた姉弟の口の端から流れ、顎へ伝い落ちていった。慎史の手が乳房を揉みしだき、細いウェストからまろやかなヒップにかけて愛撫する。彼女の性感を知り尽くした手つきに身を委ねた真澄は、うっとりと睫毛を伏せ、上品な目元から頬をぽうッと紅潮させている。形よい鼻から甘い情感に染まった息が切々と漏れる。
 そんな艶っぽい表情に昂ぶりつつ、慎史はロープを手にした。
「あぁッ、縛らないで……こわいわ。許して……」
 うつつない口調で哀願する真澄の裸身を、慎史は手際よく縛り上げていく。白い肌にロープが走り、身動きできないよう緊縛してまう。豊かな乳房の上下を幾重にもロープが縛り、両腕も後ろで固定された。スラリとした両脚も膝で屈したまま、大股開きで固定されてしまう。
「あぁ……痛い……くぅ、うぅん……恥ずかしい……」
 無残にロープを柔肌に食い込ませて緊縛された真澄は、さらした秘所を隠すことできない惨めな姿でか細い喘ぎともに、華奢な肩を震わせる。しかし、その伏せられた瞳は被虐の悦びに輝き、漏れる声には、どこか媚びるような響きがあった。
 ロープに縊り出され、パンパンに張り詰めた房を慎史はいたぶるように愛撫する。何度揉んでも吸っても飽きるどころか、ますます愛しさの増す、心地よい感触だ。
 乳首を舌先で転がすように舐めては、前歯で甘噛みし、口全体で吸いたてる。淫らに濡れ光る乳首を咥え、グンッとひっ張り上げる。赤ちゃんに吸われたように突起が薄い乳うんもろともゴムのように伸びた。
「あんッ……。くぅンッ! い、痛いッ……」
 麗貌を切なげに曇らせていた真澄は、痛みに唇を噛みしばる。
「母さんと同じで、縛られた姿も綺麗だよ、姉さん」
 乳首を嬲った慎史は、肉感的な太腿をグッと押し開いた。内股の白い肌がひき攣り、上向いた秘裂がねっとりと開いた。
 バッグからある物を取り出す。それは、シリコンラバーで男性器を象った物だ。
「どうだい? 親父たち愛用のバイブレーターだよ。今度は、これで可愛がってあげるよ。母さん愛用の品だからね……きっと姉さんも病み付きになるよ」
 リモコンを操ると、鈍い電動音とともに男性器をグロテクスにデフォルメした真っ黒い物体がクネクネと首振り運動を始めた。
「あぁ……こ、怖いわ……そ、そんなもの、使わないでぇ……」
「大丈夫だって……すぐに慣れるよ」
 真澄は、バイブレーターの卑猥な形状と動きに怯えた表情を見せる。凶悪な玩弄具を入れられたら、身体が裂けてしまいそうだ。ドッと冷たい汗が噴き出した。いやいやと顔を振りたて、腰をよじる。そんな姉の愛らしい怯え様を楽しみながら、慎史は振動に切り替えたハイブの先端で、濡れた秘裂を割って浅く埋めていった。
「あぁッ! やめて……ひぃんッ! あひ……あッ、あッ、あッ……」
 細かい振動で秘部を刺激され、真澄は歯を鳴らして泣き声をあげた。
「い、痛い! 大きすぎわ……裂けちゃうぅ……いやッ、いやぁッ……!」
 冷たく固い物を秘口にねじ込まれ、ひき攣った悲鳴を漏らした。狭口をグッと押し広げられる衝撃に、縛られた裸身をガクガクと震わせる。あまりの巨大さに、本気で裂けてしまうと思った。綺麗な眉をしならせ、苦痛に耐えるように背筋が撓る。無機質の太棒はゆっくり、だが圧倒的に力で入ってきた。
「あッ、あぁ……い、いやぁ……ひいぃッ……ひぃんッ!」
 こらえきれず、泣き声を漏らしてしまう。濡れた秘肉はだいぶこなれてはいるが、巨大で固い物で押し広げられる感覚に、恐怖が先走ってしまうものも無理はない。
 やがて、バイブは狭く締まった愛孔いっぱいに埋め込まれ、人造ペニスの先端がゴツンと奥に突き当たった。子宮を揺さぶる衝撃に、真澄は白目を剥いて身悶えする。 しかし、鋭いエラや胴体のコブで秘腔全体を刺激される内、苦しげな声は鼻にかかった哭きに変わっていった。竦んでいた肉襞も、トロリと解れて媚びるように吸いついていく。痛みも霧消し、得も言えぬ痺れが真澄の腰を包んだ。腰が溶けてしまうそうな快美感に、思わず甘い声が漏れる。
 肉襞がバイブに絡み付き、奥へ吸い込もうと蠢く。それをひき剥がさんばかりに抜き差しされた。振動し、首振るバイブに秘唇が巻き込まれ、捲れ返る。溢れた愛液が飛沫となった−悍ましい玩具責めに痙攣しながらも、甘い泣き声とともに秘口が締まるのを、真澄にはどうしようもなかった。それでも声を抑えようと唇を噛み締める、姉の慎ましやかな恥じらいの仕草が慎史の嗜虐心をさらに煽りたてた。
「姉さん、母さんのオマ◎コを掻きまわしていたバイブを咥えた感想はどうだい? ちょっと古いけど、高級品らしいから気持ちいいんだろ? 遠慮せず、もっと声をあげなよ……ほら」
 しどろに振り乱した髪を掴んで、汗まみれの姉の顔を覗き込んだ慎史は、桜色に染まった耳へ囁きかけた。その手は、なおも振動するバイブを突き入れ、子宮をこねている。固い亀頭で子宮口をゴリゴリとこじられ、真澄は悶え泣くばかり。
 慎史は、バッグからもうひとつバイブレーターを取り出した。新たに買ってきたもので、ずっと小さい−俗にピンクローターと呼ばれる物だ。
「これでクリトリスも可愛がってあげるよ。うんと感じてよ、姉さん」
 バイブを抜き差ししつつ、振動するローターをしこりきった秘芯へあてがった。
「ひぃいいーッ! ひぃんッ、ひッ……」
 子宮までこじり、同時に敏感な突起を責める−執拗な二か所同時責めに真澄は、堪えきれず血を吐かんばかりの悲鳴を噴きこぼして、身悶えした。ブルブルと首を振りたてて身をよじる度、汗に光る乳房が重たげに弾む。
 身も世もなく悶え泣く姉の痴態が、慎史の加虐心を煽り、バイブを操る手がますます激しさを増していった。
 のたうつ裸身を俯せにし、すべやかな尻肌へ口づけしつつバイブを胎内深く突き入れる。荒っぽく抜き差しされ、ゴツンッゴツンッと姉の秘腔を打ち壊さんばかりに、子宮まで貫いた。内臓まで響く衝撃と圧力に耐えるように、美しいヒップがクリクリとよじられる。腰の動きにあわせて、プリプリの尻肉を割ったバイブが愛液滴る秘口を出入りする。無数の肉襞が素晴らしい収縮力で人造ペニスを食い締めた。
「ひぁあッ! ふあ……あぁんッ! こ、壊れちゃうッ!」
 ガクガクと背筋をわななかせ、真澄は泣き叫んだ。しかし、被虐の血に目覚めた心身は、嬲りものにされ弄ばれる悦びに呑み込まれていった。
 抑えきれない姉の咽び泣きを聞き、苛む慎史の手の動きが激しくなった。
「あぁッ……ふわぁあんッ……あぁッ……ぅンッ、あぅうんッ! んッ、あンッ……」 かすれた喘ぎ声を震わせ、白い裸身が反り返った。思考も麻痺した真澄の胎内を衝撃波が駆け抜ける。理性の光を喪った虚ろな瞳をユラユラさまよわせ、たて続けに襲いくる甘美な衝撃に悶える。喘ぎが切迫し、突き上げられた腰がうねる。
「ひぃッ! ひぁあ……あぁあああー……ッ!」
 ふいに電流のようなものが全身を駆け抜けたと思った瞬間、真澄は頭の中が真っ白になった。反り返った裸身がガクガクとわななく。そして、玻璃を震わすような声をあげ、凄惨な表情をさらして門絶するのだった。慎史は意識朦朧で痙攣している姉を抱え起こした。上気した頬に手を添え、か細い吐息を漏らす唇を吸う。
「またイッたのかい、姉さん?」
「ふわぁ、あん……ま、また、くる……。助けて……気が変になっちゃう……」
 途切れなく襲いくる凄まじい絶頂感に悶え泣きながら、真澄は弟の胸に縛られた身を擦りつける。バイブを咥えた秘口ははち切れんばかりに広がり、白っぽい愛液をポタポタと滴らせていた。
「あぁ……うんッ! くぅんッ……」
 休みなく胎内を撹拌され、失神寸前ながらも真澄は慎史の腰を挟んだ太腿に力を込めた。膝で縛られているので絡みつけられぬのが、もどかしい。それでも愛らしい泣き声をあげて、真澄は狂おしい絶頂へと駆け登っていく。
 失神寸前に追い込まれながらも、なお自分の責めに応えよえと堪える姉の健気さに、慎史は愛しさを募らせた。そんなに可愛い奴隷をもっともっといじめて、よがり泣かせてやりたくなった。縛られた両脚を割り開いて、激しくバイブを突き込んでいく。「あぅうッ! うぅー……い、いやぁ……くぅーんッ!」
 パールローターの責めも再開され、真澄はキリキリと唇を噛み縛る。
「あ……はふ、あ……ダメぇ……もう、ダメッ……し、死んじゃうッ!」
 息も絶え絶えに喜悦の声を絞り出し、総身を痙攣させる。きつく収縮でシリコンラバーの胴体を食い締めた。先端に下がった子宮口が吸盤のごとく吸いついてくるのが感じられた。慎史は、振動・くねり共に最高レベルヘUPし、とどめとばかりにバイブをズンッと子宮へ突き刺す。 
「あッ、あんッ……ま、また……イッちゃう……イ、イクぅッ! イクぅーッ……!」
 愛らしいよがり泣きを噴きあげ、真澄はひと際激しい絶頂を迎えた。硬直した裸身がわななき、ビュッビュッと噴き出した液体がシーツに大きな染みをつくった。
「イク時の姉さん、すごく綺麗だよ……最高だ。愛してるよ……僕だけの姉さん……」 完全に気を失い、絶頂の余韻に小刻みにビクッビクッと四肢を震わせる姉の裸身を抱き締めながら、慎史は狂おしげに囁きかけた。


Epilogue

 陽差しの目映さが、ひとつの季節が過ぎ去った事を感じさせていた。
 じっとしていても汗ばむような陽気は、真夏の暑さをあからさまに交えている。
 そんな、ある土曜日の昼下がり−。
 慎史と真澄が駅から出て来た。慎史に寄り添いエスコートされるように、ふたりは人通りの多い大通りを進む。仲睦まじいその様子は姉弟というより、まさにお似合いの恋人同士であった。
 しかし、日よけの白い帽子の下の麗貌はじっとりと汗をかき、形よい唇はかすかに喘いでいた。抜けるように白い頬はほのかに紅潮し、恥ずかしげに伏せられた睫毛の奥の瞳も潤んでいる。慎史に引かれて進む足元もどこかふらふらと危なっかしい。
「あぁ……慎史、ちょっと休ませて……お願い……」 
 真澄の唇が震えるように動き、苦しげな声を漏らした。普段の銀の鈴を鳴らすかのに涼やかな声ではなく、どこかはかなげな哀調な呟きである。
「ダメだよ。あとちょっとなんだから……ほら、もう少し頑張って」
 慎史は薄く笑みを浮かべるばかりで、姉の哀願を聞き入れない。
「今日は、最高の場所で可愛がってあげるんだから、もっとシャキッとして……」
 真澄の誕生日の今日、慎史は姉をある所へ招待しようとしていた。
 目的の場所は、馴染みの会員制SMクラブであった。クラブといっても、表向きは様々なアダルトグッズ、SMグッズを扱う店で、特別会員にのみ、店の奥に造られた完全防音のプレイルームを貸与しているのだ。そこは同好のカップルが憚る事なくプレイに興じる事ができるよう道具や設備の整った、理想のSMプレイルームである。 最愛の姉へのバースディプレゼントに、そこを一日借り切ってとことん責め尽くしてやろうというのだ。ありとあらゆる道具とプレイで、僕の愛しい奴隷をいじめてやるよ−昨夜、そう告げた慎史の瞳は興奮に輝き、股間は大きく膨らんでいた。
「で、でも……もう限界なの……立っているのも、つらいの……」
 熱射病にでもかかったような真澄は、弱々しい泣き声をもらしてすがりついた慎史を見上げている。
「ふむ……はじめてじゃ、こんなものか……もっと練習しないと。そうだな、明日からは大学にもつけていこうか」
「そんな……許して、身体が壊れちゃう……」
 真澄はふるふると首を振るが、弱々しいものだった。
「しかし、お楽しみを前に、こんなところでノビられては興ざめだな……しょうがないなぁ。ちょっとだけだよ。その代わり、向こうについたらお仕置きだ」
「は、はい……どんなお仕置きでも受けます……だから……」
 頭を掻いた慎史は、もうフラフラの真澄を脇の細い路地へ連れ込んだ。狭い上にいろいろと物が置かれているので、ちょっと置くへ入れば通りからほとんど見えない。
「ほら、前を開けてよ……」
「……はい」
 壁にもたれかかった真澄は、弟に命じられるまま前留めのワンピースのボタンを震える手で外していった。すべて外すと前を大きくはだけ、裾をたくしあげる。布地の白さに負けぬ、白磁の肌が細く差し込む陽光に輝いた。
「姉さんみたいな、お淑やかな美人がこんなのをつけているなんて、誰も想像できないだろうな……」
 さらし出された真澄の裸身は一枚の下着もつけてなく、柔肌には代わりに黒革のベルトがギッチリと縦横に食い込んでいた。巻き付けられた細いベルトは豊かな双乳をくびり出し、細いウェストをさらにきつく絞っている。美しい裸身を蹂躙するように、がギチギチに縛り上げられていた。
 真澄は、拘束具で縛り上げられた上、静音タイプのバイブレーターをはめ込まれたまま歩いていたのだ。
 股間を縦に食い込んだ拘束ベルトで抜け落ちないよう固定されたバイブは秘腔をえぐり、クリトリスに振動を与えていたのだ。これはリモコン操作が可能で、家を出てからずっと慎史の手で操作され、責めたてていたのだ。しかもよく見ると、さらに3本のコードが秘裂の奥へもぐり込んでいる。他にも複数の小型のバイブレーターがねじ込まれているのだ。もちろん、それらも作動中だ。
 いくつものバイブをねじ込まれた秘裂ばかりでなく、むっちりと張り詰めた内腿まで溢れた愛液でベトベトに濡れそぼっていた。細い足首まで細い筋が流れて、ソックスに染みをつくっている。白い下半身は辛そうに細かく痙攣を起こし、今にもへたり込んでしまいそうだ。
「家からずっと、オマ◎コいっぱいにバイブを咥え込んでいる感想は、どうだい?」
「は、早く……止めて……下さい。お願いします……ご主人様ぁ」
 真澄は苦しげな、しかしどこか甘えるような声で懇願する。普段は今まで通りの仲のよい姉弟であったが、二人きりになると、姉は弟と『御主人様』と呼ぶようきつく躾けられていた。もはや、彼らは主人と奴隷の関係なのだ。
 慎史がスィッチを切ると、すべてのバイブが停止した。胎内から責めたてていた刺激が止まり、真澄はほっとした吐息を漏らす。前後の穴いっぱいに異物を咥え込んでいる苦痛はそのままだが、少しは楽になった。
 切なげに泣く唇を吸いたてながら、慎史は美しい裸身をなでまわす。
 弾む乳房をこねるように揉み、尖った乳首を弄りまわす。
 可憐な乳首には金のピアスがはめ込まれている。真澄が奴隷に堕ちた証しに慎史の手によって嵌められた、これは彼らのエンゲージ・リングと言えた。
 指先にその小さなリングをひっかけ、グリグリとひっぱりあげて責める。
「ひッ……痛ッ! そんなに強いと……千切れちゃう……くぅ、くぅんッ」
「痛いのが、いいんだろ? 変態姉さん」
 乳首を責める慎史の手が、お尻に食い込んだベルトを乱暴に引き上げた。
「ひッ、ひいッ……な、中で、ぶつかって……くぁあああー……ンッ!」
 革ベルトが股間に食い込み、ハイブレーターをさらに秘腔深く押し込んだ。互いにぶつかり合いながら小刻みな振動を続けるバイブに子宮を圧迫され、真澄は呻きを漏らして身悶える。
 圧迫された秘腔から愛液がドッと溢れ、太腿を滴り落ちる。力なくはだけられた太腿の間で小さな水音が鳴り、コンクリートに小さな水たまりができた。
 慎史がベルトを離すと、収縮を繰り返す膣の圧力でバイブレーターが押し出された。 
 愛液まみれのバイブをふたつとも落としてしまった真澄は、全身をわななかせて地面にヘタリ込んでしまった。
「くくくッ……お漏らししちゃう程、よかったのかい?」
 快感のあまり、失禁した姉を慎史は嘲笑う。腰でも抜けたのか、真澄は顔を覆ったまま肩を震わせて羞恥に咽び泣くばかり。
 慎史は泣き崩れた姉をひき起こし、ハンカチで白い内腿を拭う。
「店まで我慢できなかったおしおきは、覚悟しているよね? そうだな、スパンキング二十回。それにクリトリスと乳首への電気責めなんか、いいな」
「は、はい……淫らな奴隷の身分で、ご主人様の言い付けを守らなかった真澄を、どうかおしおきして下さい……どんな罰でも悦んで受けます……」
 美しい姉は瞼の端に涙を光らせながら、慎史の−ご主人様の言葉にコクリと頷き、厳しいお仕置きを乞う。
 喘ぐ唇を吸い、差し出される舌をしゃぶりながら、慎史は熱く囁きかけた。
「いいコだ……ちゃんとオシオキを受けたら、バースディ・プレゼントに、姉さんのして欲しいことをなんでもしてあげるよ。何をして欲しい?」
 カクカクと膝を震わせる身体を弟の腕に預けた真澄は、優しい言葉に頬を赤らめた。
「それじゃ、真澄のオシリを愛して……ううん、犯して。オシリの処女を、慎史に……御主人様に捧げたいの……」
 自分の胸に顔を埋めたまま、小さな声で肛姦を乞う姉の言葉に、慎史は笑みを浮かべ、瞳を輝かせた。
 いずれアヌス・バージンも奪うつもりで、最近アヌス調教も続けていたのだが、自分から望むとは……。
 元々素質があったのだろう。真澄は、固い肛門を解していく、指による刺激で軽くイクほどになっていた。一度味を覚えると病みつきになると言われるアヌルSEXだが、今の段階でこうなると、本格的に快感を感じるようになったら、どれほどよがり狂うことか。
「自分から、オシリを犯して欲しい言ってくるとはね……わかったよ、姉さんのオシリの処女を犯してあげるよ……」
「あぁ……嬉しいわ……これで、私の身体は全部、慎史のモノになるのね」
 真澄は瞼を閉じ、陶酔したように呟いた。もっとも恥ずかしいところを、無理やり貫かれ、引き裂かれる苦痛と恥辱を思い描いているのだろう。
 こうなると、もはや以前の清純無垢な姉には戻ることはできない。少々寂しい気がしなくもないが、それだけ彼だけの牝奴隷としての調教も完全に近づきつつあるということだろう。それはそれで、慎史自身が望んだことだった。
 慎史は、後始末を終えると、慣れた手つきで秘裂にバイブを押し込み、革ベルトをはめていく。ぴりぴりと痺れたようになっている秘腔を鋭いバイブレーションで刺激され、真澄は思わず腰をわななかせるが、唇をかみ締めて甘い喘ぎが漏れるのを堪えた。スカートの裾を掴んだ手が、白くなるほど握り締められる。
 慎史は、姉の身体を支えるように腰に腕を回すと、目的地に向けて歩き始めた。真澄はフラつきながらも寄り添って歩く。
 歩きながら、慎史は再びクリトリスを刺激するローターのスィッチを入れる。真澄はたまらず小さな喘ぎ声をあげて、慎史の胸にすがりついた。
 秀麗な額に汗の粒を浮かべ、今にも崩れそうになりながらも必死に快感を堪える姉の姿を、慎史は可愛いと思い、この上なく愛しく感じた。
「愛してるよ、姉さん……たっぷりと可愛がって、そのうち妊娠させてあげるよ。実の弟の子供を生むんだ−どうだい、嬉しいだろう?」
「ええ……嬉しいわ。姉さんに慎史の赤ちゃん、生ませて……」
 禁断の愛の結晶を生むという背徳の虞に、嫋々とした声は妖しく震え、愛しい主人である弟を見上げる麗貌は、被虐の喜悦に染まっていた−。 

  


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