西山四号墳

          

        
 百々ケ峰の南麓にある古墳時代後期・7世紀の群集墳のひとつ。
 この古墳は、直径16メートルの円墳墳であり、全長11.3メートルの石室は両袖式の横穴式石室で、玄室(遺体を安置する場所)と羨道(玄室への通路)からできている。
 通常の古墳は、玄室と羨道の床面が水平であるのに対して、この古墳は床面は三段の傾斜となっている特徴ある構造となっている。遺物は、須恵器、土師器、鉄製品、金環等がある。