金魚づくし  さらいとんび                    所蔵:東京国立博物館

作者--------歌川国芳
成立年代----江戸時代  天保10年(1839)頃

解説---今度はオタマジャクシも一緒にいます。杖をついてるご老人や、元気いっぱいの子金魚達も可愛らしい。
     サルの脇に掛かっている看板には、「御膳・赤ぼふふり(ボウフラ)」と、「御膳・みぢんこ(ミジンコ)」の文字が見えます。
     どうやら金魚の飯屋みたいです。・・・人間にとってはあんまりおいしそうではないけど。
     
     サルの左肩についている文字は、「こんりう」と読めるはずなのですが、
     意味がわかりませんでした・・・。だれか教えてくださいな。