金魚づくし いかだのり 所蔵:Philadelphia Museum of Art
作者--------歌川国芳
成立年代----江戸時代 天保10年(1839)頃
解説----はい、これがずっと探してた最後の一枚ですっ!
もうもうっ、これ見つけた時の感動と言ったら!・・・え、私だけですか?盛り上がってるのは;
この≪金魚づくし≫シリーズ、「中版」という紙の大きさに刷られてるんですね。
で、その倍の大きさの「大判」で二枚づつ刷られたんじゃないか、と予想されていて、
「7枚あるのならもう一枚あるはずだ!そしたら偶数枚になる。」と言われてきたらしいのです。
近年発見されて、ようやく8枚そろって図版に載ることとなったそうです。
作品の印象は・・・他の絵にに比べると、金魚の数が少ないのでちょっと寂しい感じもしますが。
・・・尾びれをはしょった姿がそれを補ってますねっ!可愛い!
すれ違うカエル船頭の、お腹と足のあたりも、いい味出してます。触りたくなります。