妙照寺

妙照寺本堂

 
 松尾芭蕉ゆかりの寺として知られるお寺です。
 本堂は1662年に建立されたものです。また、庫裡は現存する県内の神社・仏閣の中で最古の建造物と認められています。本堂・庫裡はともに岐阜市の指定重要文化財となっています。

<本堂を庭から眺めて>
 

 
 芭蕉が妙照寺を訪れたのは1688年6月のこと。庫裡の座敷に約1ヶ月間滞在しました。その間、この地にて数多くの名句を残しています。
庫裡内の芭蕉の間
 
<芭蕉が滞在した庫裡の“芭蕉の間”>

芭蕉の句碑 やどりせむあかざの杖になる日まて
境内にある芭蕉の句碑。後ろにある老梅は芭蕉が植えたものと言い伝えられている。
「やどりせむ あかざの杖に なる日まて」
この句は到着のときに詠んだ挨拶の句。

<参考資料>「当山の概略」妙照寺ご住職発行

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