平成17年の抱負 平成17年1月のテーマ
 
 
平成16年は世界中で大きな災害や信じられないような事件が数多くありました。また、医療改革をはじめ、鍼灸を取り巻く環境も大きく変化してきています。このような状況の中で、ここまで井島鍼灸院が順調にこられましたのも、師匠であります黒野保三先生をはじめ皆々様のお蔭と深く感謝致しております。平成17年もかわらぬご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
 
 まず、平成16年を振り返って治療院における大きな出来事は、中和医療専門学校を卒業し、鍼灸の免許を取得した西田修君がスタッフに加わったことです。私自身、現在も、師匠から教えて頂いている身ですが、教わる方から教える方へと立場がかわることで本当に多くの勉強をさせて頂くことができ心から感謝しております。
 また、治療室にぬいぐるみが増えました。これは、妊娠中からつわりと腰痛の治療にみえていた患者さんが出産され、子どもさんと一緒に来院されるようになったからです。
小さい子どもさんがみえるようになったのが幸運をよんだのか、不妊症の治療をされていた患者さんの妊娠が確認されました。非常にうれしく、貴重な体験をさせて頂きました。
 さらに、平成16年は会社や家庭などでのトラブルで自律神経の失調をきたし、いろいろな症状を訴える患者さんが多数来院されました。そして、鍼治療をすることにより元気に社会生活を送れるようになった姿を拝見できたことは本当にありがたいことだと感じております。
 
 さて、平成17年は、鍼灸を取り巻く環境もさらに変化し、厳しくなることも予想されますが、これも逆にチャンスととらえていきたいと考えております。
 鍼灸治療は副作用もなく、痛みもなく、大きな効果の期待できる治療法です。何とかこのことを地域社会にわかりやすくアピールしていく年にしたいと思います。具体的には、ホームページでの詳しい説明や鍼灸無料相談、鍼灸説明会の開催などを企画していきたいと考えております。今現在このホームページをみておられる方で、鍼灸治療のことで質問のある方は、メールでも電話でもかまいませんのでお気軽にお問い合わせ下さい。
 また、黒野保三先生のご指導のもと、東洋医学研究所®グループとしても積極的に活動していく一年になると思います。
 このように、平成17年も地域医療に少しでも貢献できるよう努力を続けることと、鍼灸治療に関する正しい情報提供ができるように精一杯がんばりたいと思います。

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