今年の抱負 平成16年1月のテーマ
 あけましておめでとうございます。
 
昨年中は多くの方々に、ご指導賜りまして本当に有難うございました。開業以来ここまで順調にこられましたのも、師匠であります黒野保三先生をはじめ皆々様のお蔭と深く感謝致しております。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
 
さて、昨年1年を通じて一番感じたことは、鍼灸治療はやっぱりすばらしい治療法だということです。健康管理ができること、副作用がないこと、痛み疾患はもちろんのことその適応範囲が広いことなどがその理由としてあげられると思います。
 実際に非常に治りにくいと思われた患者さんに対し、師匠から教えて頂いた方法を信じ、患者さんにご協力頂きながら根気強く治療させて頂くうちに、だんだんよくなっていかれる姿を見ることができることは本当にありがたいことだと思います。
 また、鍼灸治療は世界的にも欧米諸国を中心に本腰を入れて研究が進められていますし、日本でも新聞などのマスコミを通じてどんどん紹介されるようになってきました。さらに今年から、日本で鍼灸を教える大学が4校に増えるそうです。
 このような、鍼灸の効果や、取り巻く環境を地域社会の方々にもっともっとわかりやすくお伝えしなくてはならないと考えております。そうすることで、健康で長生きできる方が増え、あきらめていたつらい症状が改善できる方が増えると信じております。
 本年は今までどおり、地域医療に少しでも貢献できるよう努力を続けることと、鍼灸治療に関する正しい情報提供ができるようにがんばりたいと思います。

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