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 不妊症について
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 不妊症についての鍼灸治療結果の近況をご報告しますと、 平成22年には6名、平成23年には現在まで4名の機能性不妊の方が、めでたく妊娠されました。それぞれ、いろいろな事情をお持ちでしたが、ひとつ共通して言えることは、交感神経が緊張しすぎていたことです。このことを念頭に、各患者さんにあった鍼治療をすることが良い結果につながると考えます。

不妊症とは
 不妊症とは「妊娠を望み2年以上夫婦生活を営んでいても妊娠に恵まれないもの」をいいますが、大きく分けると、一般不妊検査で何らかの原因がある器質性不妊と、原因がない機能性不妊とに分類されます。
 この不妊の原因の理解が第一のポイントとなります。全不妊症の30〜40%を占めるといわれる男性不妊の問題を考慮したうえで、女性側の卵管閉塞、卵巣機能不全などの器質的問題の有無を理解することが重要です。この一般不妊検査については、鈴木裕明先生が担当された東洋医学研究所®コラム「不妊症と鍼灸治療」で詳しく説明して頂いていますので是非参考にして下さい。
 そして、はっきりとした原因がないのに妊娠にいたらない機能性不妊であると確認できれば、鍼灸治療により大きな効果が期待できることを、鈴木裕明先生が竹内病院トヨタ不妊センターとの共同研究で発表されています。
 機能性不妊の原因として考えられているのは、ストレスによる情動障害です。何らかのストレスにより自律神経に乱れが生じ、全身の血液循環の悪化や、ホルモン分泌のアンバランスなどが起こり、機能性不妊になると考えられています。さらに不妊症であることのストレスや、病院への通院、治療が繰り返されることでの生活環境の乱れなどで不妊悪循環をおこしてしまいます。
 私自身の治療経験からも、不妊症の患者さんは様々なストレスを抱えてみえる場合が多いですし、全身の血液循環の悪化からくると思われますが、冷え性で手足が非常に冷たい方が多いと感じます。
 まわりからのいろいろな意見に振り回されることなく、必要以上にあせることなく、本来、自分の身体の持つ力を最大限に発揮できるようにしていくことが大切であると考えます。
 そこで、鍼灸治療により自律神経の安定を図ることで、血流の改善をはかり、不妊悪循環をたちきることが期待できると考えます。
 まず、様々な不安を取り除くことから治療を始めさせて頂きます。安心して治療に来て頂けたらよいと思います。
 つい最近も、病院で治療が難しいと伝えられていた不妊症の患者さんの妊娠が確認されました。非常にうれしく、貴重な体験をさせて頂きました。
  是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

 
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