本国でのチンクの状況について考える |
2001年新春バージョン |
そんなわけで新婚旅行のチャンスに現地でクルマの写真を撮りまくってきました。
んで一体本国における我がチンクのおかれてる立場っつーか(~_~;)使われ方を文字通り写実化しましてお送りいたします。
んーまぁ基本的にはゲタクルマなのであって日本でいう「軽」の扱いそのまんまです。
したがってオーナーもどうでもいかのよーな、オバちゃんやら仕事で使っているおっさんが多い。
アルミやエアロパーツなど、ドレスアップな方向性のチンクは皆無です。(-_-;)
現地ではトロフェオがあってやっぱり地元ラリーのベース車両としては案外メジャーなのですが、
実際に使うとなるとそれをイメージしたかのようなクルマは街には走っておりません。
チンクに限らず、街の一般のクルマは非常に大人しく、カラーリングも地味です。
スモーク、エアロパーツ、アルミ、カーステレオなど金目のものは一切見受けられません。
んでチンクもベースモデルのヤングやらスイートばかりで、今回写真に収めたスポルティングは大変貴重です。
これは、アルトはあってもアルトワークスはあまり走っていない、というノリに近いです。
んで、日本の雑誌では「セイチェントはかっこ悪いからイタリアじゃ売れてないんだよー。」などという記事を読みまして、実際に日本では一層の不人気ぶりなのですが、イタリアに着いてみればなんのこたーない、結構走っているではないか。
確かに現行モデルかと思えばパンダやチンクよりも少なく感じるものの、それなりに台数でている様子です。
チンクといえばジアッラ!、、、というイメージでジャッポーネの雑誌で紹介され、何を隠そうワシも黄色いチンクのオーナーなのですが、
黄色いチンクはめったに走っておりませんでした。
これはどうしてか、っつーと黄色はトップグレードであるスポルティング以外に設定が無く、そのスポルティング自体が希少であるため、一段と黄色は少ないわけです。
更に言うなら日本でお馴染みのアバルトはかの地では存在すら怪しく、きっと無いのかもしれません。
ローマのようなゴチャゴチャした町の中ではやっぱこのクラスでないと使いにくいのでしょう。
こんな感じで石畳の路上のあっちこっちに駐車してありました。
まー向こうで天気が思わしくなかったというのもあるんですが、大体チンクは汚いです(^^ゞ
路上駐車だし、ほって置かれているので悲しいほどに日常化しておるわけです。
「いやー日本でコイツに乗ってるんだけど、、!(^^ゞ」
「う〜ん、、幾らだった?」
「175万くらいかな?」
「お前はアホか!(~_~メ)。ははははっは(去る)」
ミラノでようやく黄色いチンクの近影に成功した。ご満悦のワシ。
しかしよく考えてみると、ワシのチンクと全く同じなのであった。(うれしいか?ソレ?)
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