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岐阜市を流れる長良川唯一の県営渡船が『小紅(おべに)の渡し』です。
この渡しがいつ頃からあったかは定かでないが、元禄5年(1692)の記録があることから310年をこえる歴史があることになる。
岐阜市内には昭和の初期には12の渡しがあったし言われるが、現存するものはこの、岐阜市一日市場(ひといちば)と鏡島(かがしま)を結ぶ『小紅の渡し』のみとなってしまった。
この渡しは県道、文殊―茶屋新田線を結ぶもので、無料で乗船できる。
この渡船は現代のスピード時代には珍しく、対岸からの乗船者は大声で船頭さんを呼んで船を出してもらうことになる、のんびりとした運行システムをとっている。
お天気の良い日に、東に金華山をまた西に伊吹山を眺めながら、のんびりと渡船に乗るのも、現代の世知辛い時代には心の洗濯になるのではないかと思われる。
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